【作業効率UP】おすすめの動画編集用マウス6選
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動画編集を進めていて、新しいマウスが欲しくなってきました。しかし、マウスの種類がたくさんあってどれを選べばよいか分かりません。失敗しないマウスの選び方や、私に使いやすいおすすめのマウスを紹介してください。
今回はこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 動画編集用のマウスの選び方を解説
- おすすめのマウスを紹介
この記事の筆者
この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。
この記事を読んでいるあなたは、動画編集をしていてマウスを買い換えたい、手が疲れるので自分に合ったマウスを見つけたいと考えています。
しかし、マウスの種類はたくさんあり、どれを選べばよいか分からないですよね。
マウスは動画編集だけでなく、普段PCを使用するときやゲームをするときでも使用するので失敗したくはありませんよね。
そこで本記事では、動画編集用のマウスの選び方を解説します。また、あなたにおすすめできる動画編集でも普段の生活でも使いやすいマウスも紹介します。
この記事を読めば、必ずあなたに合ったマウスが見つかりますよ!
動画編集用のマウスの選び方を解説
それではさっそく、動画編集用のマウスの選び方を解説します。選ぶポイントは下記の5つです。
- マウスのボタンの数
- 有線接続か無線接続か
- マウスの重量
- マウスのサイズ
- 読み取り方式
一つずつ順番に解説をします。
マウスのボタンの数
初めにマウスのボタンの数について解説をします。多ボタンマウスとも言います。
ボタンの数が多いほど、快適に動画編集を進めることが可能です。
多ボタンマウスの場合、動画編集ソフトのよく使うショートカットをマウスのボタンに割り当て作業の効率化が出来るからです。
編集時にレイヤーを分割する際、キーボードのショートカットキーやマウスの右クリックでメニューを開いて分割します。例えば、下記のとおりです。
レイヤー分割のショートカット(一例)
- AviUtl→「S」
- Adobe After Effects→「Ctrl+Shift+D」
- Adobe Premiere Pro→「Ctrl+K」
このショートカットを使うために、手を動かすのが手間と感じるときがあると思います。その際、他ボタンマウスにショートカットキーを登録しておけば、マウスのボタン一つでレイヤーの分割が可能となり、作業の効率化につながります。
私も他ボタンマウスにしてショートカットキーをマウスに登録してから、編集効率が大幅に上がりました。
慣れるまでに少し時間がかかりますが、覚えてしまったら大幅に作業効率を上げることが可能です。
有線接続か無線接続か
ポイント2つ目は、有線接続か無線接続かです。
こちらは、それぞれのメリットデメリットに合わせてあなたの制作環境やスペースに合わせて選んでください。
無線接続の特徴は、レシーバー(受信機)をPCに接続して使用するマウス、BluetoothⓇでPCとペアリングさせて使用するマウスがあります。
逆に、有線接続の特徴はPC本体にケーブル(USBなど)を接続して使用するマウスです。
有線接続と無線接続のメリットデメリットは下記のとおりです。
有線接続と無線接続のメリットとデメリット
メリット | デメリット | |
無線接続 | ・動画編集時に邪魔にならない ・持ち運びに便利 ・無線が届く範囲であれば使用可 | ・障害物があると、電波障害を起こす ・電池を使用し、その分重くなる ・電池切れの場合は使用不可 ・レシーバーを紛失すると使用不可(レシーバーの買い直し不可) |
有線接続 | ・無線マウスより軽い ・電池切れの心配なし | ・作業ケーブルが動画編集の邪魔になる ・無線マウスより持ち運びは不便 ・ケーブルがPCに届かない場合は、延長ケーブルが必要 |
ノートPCでカフェとかで動画編集を進めている場合は、無線マウスがおすすめです。マウスを出先に持ち運ぶため、荷物がかさばらずに済みます。ただし、外出先でレシーバーをなくさないよう注意が必要です。
デスクトップPCで家で動画編集を進める場合は、有線接続のマウスがおすすめです。無線接続より軽いマウスが使用できます。また、PCから電力を供給されるため、電池切れの心配をすることはありません。電池代も抑えることが出来ます。
デスクトップPCで家で動画編集を進めるけど、作業スペースをきれいにしたい場合は無線マウスがおすすめです。無線マウスはケーブルレスのため、作業スペースがかさばらずに済みます。
このように、あなたの作業環境やスペースに合わせて有線接続か無線接続かを選んでください。
マウスの重量
ポイント3つ目は、マウスの重量です。重量についてはあなたの感覚次第ですが、軽ければ軽いほど良いです。
動画編集は細かいマウスの操作を長時間行うため、腕に負担がかかります。そのため、腕の負担を軽減するためにも軽いマウスの方が良いです。
動画編集をしているときにエフェクト一つ入れたとします。エフェクトには様々なパラメータがあります。パラメータを一つ設定して他のパラメータを設定するとき、マウス操作が必要です。これを繰り返すため、腕に負担がかかってしまいます。
ちなみに、私は無線マウスを使用しているので、電池の重さ込みで「約145g」です。
腕への負担を減らすためにも、重量が軽いマウスを選ぶことがおすすめです。
有線接続か無線接続のマウスどちらか軽いかどうかについて、有線接続のマウスの方が軽いです。電池の有無によって重量が変わってきます。
マウスのサイズ
ポイント4つ目は、マウスのサイズです。
あなたの手の大きさに合うマウスを選ぶということがポイントです。
あなたの手の大きさに合ったマウスを選ぶと、心地よく動画編集を進められるため作業効率も上がります。
マウスが小さすぎたり大きすぎたりすると、マウスのサイズが気になると感じ作業効率が落ちてしまいますよ。
そのため、家電量販店などで実際にマウスを使ってみて、あなたの手の大きさに合うマウスを探してください。
読み取り方式
ポイント5つ目は、読み取り方式です。
読み取り方式は主に光学式、IR LED、Blue LED、レーザーの4種類があります。一番のおすすめはレーザーの読み取り方式です。
それぞれの特徴は下記のとおりです。
それぞれの読み取り方式の特徴
光学式 | ・赤色LEDを利用した方式 ・マウス内のセンサーがLEDの光の反射を感知して、マウスの動きを読み取る |
Blue LED | ・青色LEDを利用した方式 ・赤色LEDよりも読み取り感度が高い |
IR LED | ・赤外線LEDを利用した読み取り方式 ・赤や青よりも波長が長い ・電池が長時間持つ |
レーザー | ・不可視のレーザー光を利用した方式 ・基本どのような場所でも使用可能(透明な板の上では反応しずらい) |
家で動画編集をするのもそうですが、作業環境を変えた場合に、マウスが反応してくれるかどうかも踏まえてマウスの読み取り方式を選ぶことがおすすめですよ。
レーザーの場合は、基本どのような場所でも使用可能です。編集環境が変わっても、レーザーの読み取り方式であれば基本作業が可能です。
DPIとIPSについて
マウスを選ぶときにDPIやIPSというワードが出てきます。意味は下記のとおりです。
- DPI(Dots Per Inch)
- マウスをどれだけ動かすと、マウスポインタがどれだけ動くかを表す数値
- 例えば、500DPIなら500ドット分マウスポインタが動く
- IPS(Inch per second)
- トラッキング速度ともいう
- 1秒間に何インチ動かしてもマウスが正常に読み取り可能か表す指標
- IPSが大きいほどマウスを早く動かしても正常にPCが認識してくれる
選ぶポイントまとめ
5つのポイントを全て解説をしたので、改めてポイントをまとめます。
- マウスのボタンの数→数が多いほど便利
- 有線接続か無線接続か→編集環境に合わせて選ぶ
- マウスの重量→軽い方が良い
- マウスのサイズ→あなたの手に合ったサイズのマウスを選ぶ
- 読み取り方式→レーザーの読み取り方式
これを踏まえたうえで、おすすめのマウスをご紹介します。
動画編集でおすすめのマウスを紹介
それでは、おすすめのマウスをご紹介します。無線接続のマウスと有線接続マウスをそれぞれご紹介します。
おすすめの無線マウス①
マウスのボタンの数 | 15ボタン |
マウスの重量 | 135 グラム |
マウスのサイズ | 11.7 x 4.9 x 17.4 cm |
読み取り方式 | レーザー |
迷ったらこれ!ショートカットをたくさん登録できてサクサク動画編集を可能にするマウスです。
logicool社のマウスです。単3電池1本で約240時間も持ち長時間使用可能です。公式サイトで「LOGICOOL G HUB」をダウンロードすれば、ショートカットが登録可能です。BluetoothⓇも対応しています。
親指でショートカットを使用可能なボタンの配置です。このマウスを使えば、動画編集の効率アップ間違いなしですよ。
おすすめの無線マウス②
マウスのボタンの数 | 8ボタン |
マウスの重量 | 74 g |
マウスのサイズ | 12.7 x 6.6 x 3.8 cm |
読み取り方式 | レーザー |
充電も可能!軽さを選ぶならこのマウスがおすすめです。
RAZER社のマウスです。Razer Synapseでショートカットの割り当てが可能です。充電式のマウスで、一度の充電で最大70時間使用可能です。74gという軽量な無線マウスです。また、読み取り方式がRazer Focus+というRAZER独自の技術を取り入れており、センサーの精度が非常に高いです。
軽くて充電式のマウスです。このマウスなら、あなたは腕の負担も少なく快適に動画編集ができるようになりますよ。
おすすめ無線マウス③
マウスのボタンの数 | 12個 |
マウスの重量 | 114 g |
マウスのサイズ | 13.2 x 7.5 x 4 cm |
読み取り方式 | レーザー |
ワイヤレス充電可能で有線接続も可能なマウスです。Logicool社のマウスです。フル充電をした場合、最長60時間、5分の充電で2.5時間も使用が可能。「BEST INVENTIONS 2019」(100のベスト発明品の中)で選ばれたマウスです。読み取り方式はHERO 25Kゲーミングセンサーという次世代技術を使用し、25,600DPI、400IPSを実現しています。
無線でも有線でも使用可能で持ち運びが便利です。このマウスなら、自宅でも出先でもサクサク動画編集が可能ですよ。
おすすめの有線マウス①
マウスのボタンの数 | 19個 |
マウスの重量 | 7.8 オンス(約221g) |
マウスのサイズ | 13.2 x 7.5 x 4 cm |
読み取り方式 | レーザー |
安価で高性能なゲーミングマウスです。側面には12個のボタンがあり、多くのショートカットが登録可能です。ラッカー仕上げで汗で手が滑りずらく、心地よく操作が可能なマウスです。
安価で多ボタンマウスを使うならこのマウスがおすすめです。たくさんのショートカットが登録でき、作業効率アップ間違いなしですよ。
おすすめ有線マウス②
マウスのボタンの数 | 12個 |
マウスの重量 | 121g |
マウスのサイズ | 13.2 x 7.5 x 4 cm |
読み取り方式 | レーザー |
おすすめマウス③で紹介したマウスの有線版です。無線よりも安価で購入可能なマウスです。マウスの重さも調整が可能。こちらも、公式サイトで「LOGICOOL G HUB」をダウンロードすれば、ショートカットが登録可能です。
軽量かつセンサーの精度が高いため、動画編集だけでなくゲームも可能なマウスです。このマウスを使えば気持ちよく編集を進められますよ。
おすすめの有線マウス③
マウスのボタンの数 | 11個 |
マウスの重量 | 128 g |
マウスのサイズ | 4.2 x 13 x 7.5 cm |
読み取り方式 | レーザー |
ボタン数が多いだけでなくマウスホイールが強いマウスです。動画編集の効率アップだけでなく、PCゲームも楽しめることが可能なマウスです。11個のボタンにショートカットの登録が可能可能。マウスホイールがRAZERの最新技術を取り入れています。読み取り方式がRazer Focus+というRAZER独自の技術を取り入れており、センサーの精度が非常に高いです。
マウスホイールが強いマウスで、動画編集の効率アップだけでなくゲームも楽しめるマウスです。このマウスであなたは、編集効率を大幅に上げることが出来ますよ。
マウスパッドの同時購入がおすすめ
マウスを購入したら、マウスパッドも同時に購入することがおすすめです。マウスのセンサーの精度を格段に上げることが可能ですよ。こちらのマウスパッドは、裏面がラバー素材でできているため滑りを防ぎます。
まとめ:あなたに合ったマウスでサクサク動画編集を進めよう
今回は、失敗しない動画編集用マウスの選び方とおすすめのマウスを解説しました。
多ボタンマウスで編集ソフトのショートカットキーを登録すると編集の効率を上げることが可能です。また、あなたの手に合ったマウスを選ぶことで腕への負担を軽減することが出来ます。
途中でも述べましたが、私はマウスを変えたことで動画編集やMV制作の効率を上げることが出来ました。
また、動画編集専用で使うのも良いですが、マウスはゲームやその他の作業にも使います。そのため、今回は動画編集以外でも使いやすいマウスをご紹介しています。
あなたの生活スタイルや編集環境に合ったマウスを見つけ、サクサク動画編集を進めてください!
本記事のまとめ
- 大前提で、マウスは動画編集以外でも普段PCを使うときやゲームでも使用する
- 動画編集用のマウスの選び方
- マウスのボタンの数→数が多いほど便利
- 有線接続か無線接続か→編集環境に合わせて選ぶ
- マウスの重量→軽い方が良い
- マウスのサイズ→あなたの手に合ったサイズのマウスを選ぶ
- 読み取り方式→レーザーの読み取り方式