動画編集をやめとけと言われる理由を解説
動画編集を始めて間もないのですが、動画編集はやめとけという噂を聞きます。本当にやめておいた方が良いのでしょうか?疑問を解消してください!
今回はこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 動画編集をやめとけと言われる理由を解説
- 将来性や周囲の環境的にやめとけ
- 性格的にやめとけ
この記事の筆者
この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。
この記事を読んでいるあなたは、動画編集をしようと考えていて、やめとけという噂を耳にしました。
動画編集を始めようと考えているとき、始めて間もないときにこの噂を聞くと不安になりますよね。
やめとけという言葉には二つのニュアンスがあります。
やめとけという言葉のニュアンス
- 将来性や周囲の環境的にやめとけ
- 性格的にやめとけ
このようなニュアンスでやめとけを言われると考えられます。
本記事ではこの二つが言われる理由を詳しく解説します。この記事を読んでやめとけと言われる理由を理解して、今後の動画編集ライフにつなげてください!
将来性や周囲の環境的にやめとけ
それでは早速、やめとけと言われる一つ目の理由、将来性や周囲の環境的にやめとけという点を解説します。
このようにやめとけと言われる理由として下記の内容が挙げられます。
将来性や周囲の環境的にやめとけと言われる理由
- 動画編集者が増えすぎたから
- 単価が安いから
これらの理由が挙げられます。一つずつ解説します。
①動画編集者が増えすぎたから
やめとけと言われる理由一つ目は、動画編集者が増えすぎたからです。
増えた理由として、下記の理由で動画編集の参入障壁が低くなっているためです。
- 無料の動画編集ソフトが普及
- 安価でスペックが高いPCが購入できる
- YouTubeなどで無料で動画編集ソフトの使い方などのチュートリアル動画が見れる
このような理由で、10年前と比べ動画編集者が増えている印象です。
確かに動画編集者は増えていますが、一人一人のスキルはどのような感じでしょうか?無料のチュートリアル動画を見ただけでは動画編集のスキルは簡単に身に付かないと思います。
もし全員テレビ番組を編集するようなスキルを身に着けているのであれば、私も動画編集はやめとけと言います。しかし、実際はそうではないですよね。
確かに動画編集者は増えています。しかし、正しいスキルを身に着けて日々クオリティアップを心がけていれば気にすることではないでしょう。
単価が安いから
やめとけと言われる理由二つ目は、単価が低いからです。
動画編集案件によって単価が変わってきますが、単価が安い案件は簡単な編集が多いです。逆に、企業の動画編集や複雑なスキルを求められる動画編集の場合は高単価な案件が多いです。
単価が安いと言われていますがスキルを身に着けポートフォリオをしっかり作りこめば高単価も獲得できる確率が上がります。
確かにスキルを身に着けてポートフォリオを作りこんでも安い案件しか取れないという場合があるかもしれません。
その場合は、視野を広げて動画編集が応用できるCM制作やPV制作に目を向けることがおすすめです。複雑なスキルを身に着けられる上に、単価を上げることも可能ですよ。
性格的にやめとけ
次は、性格的にやめとけと言われる理由を解説します。性格的にやめとけ、つまり動画編集に向いていない性格の人を指します。
動画編集に向いていないと考えられる人は下記の通りです。
- 地道な作業ができない人
- 納期が守れない人
- 勉強する意欲がない人
- 指示通り以上に動けない人
- 自己管理できない人
- 動画が好きでない人
1つずつ解説します。
地道な作業ができない人
一つ目は、地道な作業ができない人です。
動画編集は送られてきた動画を視聴、カット編集、テロップ入れ、BGMやSE入れなど地道で時間のかかる作業ばかりです。
実写動画を面白くする、解説動画で分かりやすい編集をするには頭を使います。そして、テロップを入れたりアニメーションを入れるという繰り返しで地味な作業が続きます。
そのため、地道な作業ができない人には動画編集は厳しいかもしれません。
納期が守れない人
二つ目は、納期が守れない人です。特にクライアントから動画編集案件を獲得する場合は、必ず納期を守る必要があります。
納期を守り理由として、納期を守らなければクライアントから信用を失います。また納期を守らないことで、評判の悪さが別のクライアントに行きわたってしまう可能性もあります。
場合によっては短納期を求められる可能性もあります。短納期ということは徹夜をする必要が出てきます。短納期はあまりないですが、場合によっては徹夜を覚悟しておく必要もありますよ。
そのため、納期に縛られたくないという方は動画編集は向いていないかもしれません。
勉強する意欲がない人
三つ目は、勉強する意欲がない人です。動画編集には流行の編集方法があったり、技術の進歩が著しいです。
最近はAIが発達し、どんどん技術が進歩しています。AIで文字起こしや人物の背景を消す、Adobe Photoshopでは背景を生成する機能が出てきました。
そのため、最新の技術情報を収集、流行りのテロップやアニメーションなどの勉強を積極的に行う必要があります。
私がよく制作するミュージックビデオでも流行のエフェクトがありますよ。
そのため、自主的に勉強する意欲がない人は動画編集は向いていないかもしれません。
指示通り以上に動けない人
四つ目は、指示通り以上に動けない人です。クライアントはあなたの作風や実績を見て依頼をしています。お金を払って依頼をしているので、プロとして制作業務を行う必要があります。
クライアントから指示がありますが、指示に合わせてあなたの作風を入れたり、クライアントに提案をする必要が出てきます。
プラスアルファができることで、あなたの株がアップする可能性がありますよ。継続的に依頼がもらえる可能性も上がります。
そのため、指示通り以上に動けない人は動画編集には向いていないかもしれません。
自己管理できない人
五つ目は、自己管理ができない人です。
動画の制作案件を受けるときは、必ず納期が存在します。その納期に合わせて仕事を行う日、休む日を自分で調整し、管理する必要が出てきます。
常に仕事をしていても疲れてしまいますし、逆に休みすぎて納期ギリギリになって制作を開始するのも良くないですよね。
納期通りに動画を提出できなかったら元も子もありません。そのため、自己管理ができない人は動画編集は向いていないかもしれません。
動画が好きでない人
六つ目は、動画が好きでない人です。
動画編集をするのであれば、テレビ番組やミュージックビデオ、プロモーションビデオなどの映像や動画が好きでないと長続きがしない可能性があります。
人それぞれですが、好きでない仕事を続けるのはしんどいですよね。
そのため、興味がないことを仕事にすると挫折する可能性が高いです。動画が好きでない人は動画編集には向いていないかもしれません。
まとめ:結局、動画編集はやってみないと分からない
今回は、動画編集はやめとけと言われる理由を解説しました。
環境的にやめとけ、性格的にやめとけという二つの理由を解説しましたが、結局は動画編集を始めてみないと適正かどうかは分かりません。
動画は興味なかったけど、始めて見たら意外と楽しいという方もいます。また、動画は好きだけど動画編集をしてみたら楽しくなかったという方もいらっしゃいますよ。
私は中学生の時に動画編集を始めました。元々動画制作の事を全く知りませんでしたが、始めてみたら意外と面白いと感じました。
少しでも興味があれば動画編集をしてみるということがおすすめです。もしかしたら、あなたにピッタリの趣味や副業になるかもしれません。
動画編集の世界に触れてみて、ぜひ動画編集を趣味や副業にしてみてください!