動画編集用のキーボードの選び方を解説【おすすめキーボードも紹介】
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動画編集を進めていて、新しいキーボードが欲しくなってきました。
しかし、種類が多くてどれを選べばよいか分かりません。私におすすめのキーボードを紹介してください。
今回はこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- キーボードの種類を解説
- PCへの接続方法
- 方式の種類
- メカニカル方式の軸の種類
- 配列
- 動画編集用キーボードの選び方
- キーボードを購入・買い換えるメリット
- おすすめの動画編集用キーボードを紹介
この記事の筆者
この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。
この記事を読んでいるあなたは、動画編集を進めていてもっと快適に動画編集をしたいと考えています。その一つで、キーボードを買い換えてサクサク動画編集を進めたいと考えています。
しかし、キーボードの種類はたくさんあってどれを選べばよいか分かりませんよね。
キーボードは一度購入したら何年も使用するので失敗したくありませんよね。また、動画編集以外にも普段のお仕事でも使用するのでなおさら失敗したくないですよね。
今回は、キーボードの種類、動画編集で使うキーボードの選び方を詳しく解説をします。また、おすすめのキーボードも紹介をします。
この記事を読めば、あなたに合ったキーボードが必ず見つかりますよ!
キーボードの種類を解説
初めにキーボードにはどのような種類があるのかを解説します。
PCへの接続方法
キーボードをPCに接続する際は、有線接続と無線接続の2種類あります。どちらもメリットとデメリットがあります。
有線接続・無線接続のメリットとデメリット
接続方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
有線接続 | ・接続が安定する ・電池切れの心配がない | ・ケーブルで届く範囲に配置をする必要あり ・デスク周りがケーブルであふれる |
無線接続 | ・PCと接続できる範囲であればどこでも配置が可能 ・デスク周りをきれいにできる | ・電池切れをしたら使えない ・電池の購入資金が追加で必要 ・入力時に遅延(タイムラグ)が発生する場合がある |
このようなメリットとデメリットがあります。
最近の無線接続のキーボードは遅延がないものも登場しています。
方式の種類
キーボードには4つの方式があります。メンブレン式キーボード、パンタグラフ式キーボード、メカニカル式キーボード、静電容量無接点方式キーボードの4種類があります。種類によって性能が変わってきます。
方式ごとの特徴
方式の種類 | 特徴 |
---|---|
メンブレン式キーボード | ・タイピングするときはゴム特有の感触 ・安価で購入が可能 ・汚れに強い |
パンタグラフ式 | ・薄型のキーボードでノートパソコンで使用されている ・軽い力で入力が可能 |
メカニカル式 | ・耐久性が高くカスタマイズが可能 ・キーに赤軸や青軸などの機械軸を使用されている ・勉強すれば自分で修理や掃除が可能 ・仕組みが複雑なため高価 |
静電容量無接点方式 | ・メカニカル式と同様な構造で高額 ・タイピング時に静電気を感知して入力するためタイピング音が静かで軽い |
Razers社でのスイッチの違い
Razer社のキーボードには下記の種類のスイッチが使用されている製品もあります。
種類 | 特徴 |
---|---|
オプティカルスイッチ | ・光学式のセンサーを使用している ・反応速度に優れている |
Razer メカ・メンブレン | ・メンブレン式のキーボードで、軸部分に金属製のバネを使用している ・メカニカル式とメンブレン式の両方のメリットを備えている |
メカニカル方式の軸の種類
メカニカル方式のキーボードには軸と呼ばれるキースイッチがあります。CHERRY社やRazerなどがあり、メーカーによって軸の種類が異なってきます。
メカニカルキースイッチの用語
- 押下圧→キーを押し込むときに必要な力
- アクチュエーションポイント→キーをどれだけ押し込めば入力されるか
- ストローク→キーを最大まで押し込んだ時の距離
軸種類や軸の特徴
メーカー | 軸種類 | 押下圧 | アクチュエーションポイント | ストローク | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
CHERRY | 赤軸 | 45g | 2.0mm | 4.0 mm | ・タイピング音が静か ・クリック感はあまりない |
CHERRY | 茶軸 | 45g | 2.0mm | 4.0 mm | ・赤軸よりクリック感と打鍵音がある |
CHERRY | 青軸 | 50g | 2.2mm | 4.0 mm | ・クリック感が一番あるスイッチ ・打鍵音が大きい |
CHERRY | ピンク軸 | 45g | 1.9mm | 3.7mm | ・静音性が赤軸よりも高い |
CHERRY | 銀軸 | 45g | 1.2mm | 3.4 mm | ・打鍵音とクリック感は赤軸と茶軸との間 |
CHERRY | 黒軸 | 60g | 2.0mm | 4.0 mm | ・クリック感と打鍵音は少ない |
Razer | 緑軸 | 50g | 1.9mm | 4.0 mm | ・打鍵感が大きい 静音性は高くない |
Razer | 黄軸 | 45g | 1.2mm | 3.5 mm | ・緑軸より静音性が高い |
メーカーよって軸の種類、機能や特徴が異なってきます。
配列
キーボードには日本語配列と英語配列の2種類があります。特徴は下記の通りです。
配列 | 特徴 |
---|---|
日本語配列 | ・「半角/全角」、「無変換」、「変換」のキーがある ・日本語入力向け |
英語配列 | ・配列が整っていて綺麗 Ex)鍵括弧のキーが左右に配置されている ・「半角/全角」、「無変換」、「変換」のキーがない |
動画編集用キーボードの選び方
次は動画編集用キーボードの選び方を解説します。
PCへの接続方法(無線か有線か)
無線か有線については、あなたの編集環境や考え方合わせて選択をすると良いです。
コードが気になる場合は無線、電池代が気になり安定した動作を求めるのであれば有線などあなたの考え方に合わせて選んでください。
私は動作と電池代が気になるため有線のキーボードを選択しました。ただ、ケーブルで机の上がごちゃごちゃになってしまいました。
方式の種類
方式についてはメカニカル方式が一番おすすめです。
理由として、入力するときに軸を選べるためです。動画編集は字幕を入力する作業があるため、キーボードでタイピングし続ける必要があります。
大量の字幕を入力するので、軽い力で入力出来るかつ誤字脱字を減らせるといいですよね。
入力の心地よさを決めるのが軸です。軸をあなた好みに自由に選択できるためメカニカル方式が一番おすすめです。
Razer社では、Razer メカ・メンブレンというメンブレン式のキーボードで、軸部分に金属製のバネを使用しているキーボードがあります。
メンブレン式でメカニカル式の入力感を味わえるため、こちらもおすすめです。
メカニカル式の軸の種類
軸については青軸か緑軸がおすすめです。
打鍵音が大きいというデメリットはあります。しかし、軽い力でちゃんと入力している感覚があり、アクチュエーションポイントが程よい距離のため誤字脱字が少ないのです。
赤軸や銀軸、Razer社の黄色軸も良いですが、アクチュエーションポイントが短いため軽くキーに触っただけで入力が反映されます。そのため、誤字脱字が増えてしまう可能性があります
大量の字幕を入力する必要があるのでメカニカル式の青軸か緑軸が一番おすすめです。
赤軸や銀軸は何本も動画編集をこなし、タイピング練習をして慣れてきたころに使用すると良いでしょう。
テンキーがついているかどうか
キーボードにテンキーがついていると快適に編集を進められます。動画編集では数値の入力が必要になってくるからです。
例えば、字幕やイラスト素材を入れたときに座標(字幕や素材の位置)の設定をします。画面上で字幕や素材を動かして位置の設定をすることはできます。
しかし、細かい位置の設定をする場合は数字を入力したほうがやりやすいです。その時に、テンキーがあると片手で数字の入力ができるため快適に作業が進められます。
有線や無線接続が可能なテンキーもありますが、有線の場合はUSBポートを1つ使用する、無線の場合は電池が切れたら使用できないという点があります。そのため、キーボードにテンキーがついていた方が良いですよ。
素材の位置設定で数値の入寮が必要という点で、テンキーがあると便利です。
配列について
日本語配列か英語配列かについては、あなたの使いやすい方を選ぶことがおすすめです。
それぞれの特徴は種類に記載した通りです。
私は英語配列を使用しています。配列が綺麗で気持ちよく入力できていますが、無変換がなくカタカナを入力するときが大変かなと感じています。
動画編集用キーボードを購入する、買い換えるメリット
キーボードを買い換えると下記のようなメリットが得られます。
キーボードを買い換えるメリット
- 入力速度が上がる
- 指や手首への負担が減り長時間タイピングが出来る
動画編集で演者が話したことに対して全てに字幕を入れようとする場合、長時間ひたすらタイピングをする必要が出てきます。
当然ですが指や手首に指へ負担がかかってしまいます。
その際、キーを入力するときに軽い力で入力ができると指への負担が減りますよね。また、入力速度が上がると動画1本あたりに掛ける時間も短くできますし、動画に掛ける時間が短くなれば腕への負担も減ります。
慣れるまでは少し時間はかかりますが、慣れてしまったら編集速度が格段に上がります。
私は過去にノートPCで動画編集をしていました。デスクトップPCにしてキーボードを新たに購入したことで、快適に動画編集を進められるようになった経験があります。
キーボードを買い換えることで、あなたは快適に動画編集ができるようになるのです。
おすすめのキーボード3選
動画編集用キーボードの選び方、買い換えるメリットを解説したのでお勧めのキーボードをご紹介します。
おすすめキーボード① RZ03-03381500-R3J1
ブランド | Razer |
形式 | メンブレン式 |
接続方法 | USB(有線) |
配列 | 日本語配列 |
テンキー | あり |
その他 | リストレスト付属 |
迷ったらこれ!腕への負担を減らしあなたの作業を快適にするキーボードです。メンブレン方式にメカニカルスイッチのようなタイピング感がある、Razer社のメカ・メンブレンのキーボードです。使い慣れたメンブレン式のキーボードにメカニカル式の軸を組み合わせています。リストレストも付属しており、あなたの腕への負担を軽減し、長時間の動画編集を可能とします。
腕への負担を減らしつつ、いつも使っているキーボードに入力の心地よさを求めたキーボードです。このキーボードを購入すれば、快適に編集が進められること間違いなしですよ。
おすすめキーボード②
ブランド | アーキサイト |
形式 | メカニカル式 |
軸 | 青軸 |
接続方法 | USB(有線) |
配列 | 日本語配列 |
テンキー | あり |
シンプルで高品質を求めるならこのキーボード!日本に拠点を置く株式会社アーキサイトのオリジナル製品です。キーボードに記載してある情報量が少なくシンプルなデザインとなっています。国内外の高品質の部品を使用しているため、失敗はありません。
高品質でシンプルさを求めるならこのキーボードがおすすめです。青軸ということで、タイピングするたびに編集をしている感覚を味わえます。このキーボードであなたはサクサク動画編集ができるようになりますよ。
おすすめキーボード③
ブランド | Razer |
形式 | メカニカル式 |
軸 | 緑軸 |
接続方法 | USB(有線) |
配列 | 英語配列 |
テンキー | あり |
その他 | リストレスト、マルチファンクションローラーホイール、メディアキー付属 |
利便性と快適さを求めるならこのキーボードがおすすめです!Razer社の緑軸キーボードで、英語配列となっています。リストレストが付属しあなたの腕の負担を軽減してくれること間違いなし。また、マルチファンクションローラーホイール、メディアキーがキーボードについているため、明るさ調整や音量調整などがボタン一つで可能なため、作業をより快適にしてくれます。
緑軸でリストレスト、マルチファンクションローラーホイール、メディアキーが付属していて、快適かつ利便性が高いキーボードです。このキーボードを使えば、あなたの編集効率は大幅に上がりますよ。
リストレストを付属していないキーボードを購入したあなたへ
リストレストは手首への負担を軽減してくれます。長時間タイピングをする動画編集をすると、手首に大きな負担がかかってしまいます。腱鞘炎になるリスクもあります。手首の健康のために同時に購入することがおすすめです。
下記製品は評価も高くおすすめですよ。
まとめ:キーボードを購入・買い替えをして快適な編集環境を手に入れよう
今回は、動画編集用キーボードの選び方、キーボードを購入するメリット、おすすめのキーボード解説しました。
キーボードは動画編集で重要な立ち位置です。キーボードを買い換えるだけで、あなたの動画編集効率が上がるだけでなく、快適に編集を進められるようになります。
買い換えようか悩んでいる場合は、思い切って買い換えてみてください。必ずあなたのプラスになりますよ。
キーボードを買い換えてすぐは、入力に慣れずに快適に作業ができないと思います。しかし、慣れたらあなたの作業効率は以前の倍になっているはずです。
キーボードは動画編集だけでなく、あなたの普段の仕事にも使うツールです。キーボードを買い換えることは決して無駄ではありません。
もし買い換えようか迷っているのであれば思い切ってキーボードを買い換えてみてください。
そして、快適な動画編集ライフを手に入れてください!
本記事のまとめ
- キーボードの種類を解説
- PCへの接続方法→有線と無線
- 方式の種類→メンブレン方式、パンタグラフ方式、メカニカル方式、静電容量無接点方式
- メカニカル方式の軸の種類→メーカーによって種類が異なる
- 配列→日本語配列と英語配列
- 動画編集用キーボードの選び方を解説
- 有線か無線かは編集環境に合わせて
- 青軸や緑軸のメカニカル方式がおすすめ
- テンキーは必須