【集中した作業に】動画編集でおすすめヘッドホン3選
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動画編集をしていて、周りの雑音などが気になりヘッドホンが欲しくなってきました。しかし、ヘッドホンの種類はたくさんありどれを選べばよいか分かりません。私にぴったりなヘッドホンを教えてください!
今回はこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- ヘッドホンの種類
- 動画編集用ヘッドホンの選び方
- 動画編集用ヘッドホンに変えるメリット
- おすすめヘッドホン3選
この記事の筆者
この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。
この記事を読んでいるあなたは下記のような悩みを抱えています。
- 編集中に周囲の雑音が気になる
- 今のイヤホンやヘッドホンでは複数人の演者の声が聴き分けられない
- 今のイヤホンやヘッドホンに満足できない
このような悩みを抱え、ヘッドホンを新しくしようと思い探している状況です。
私もこのような悩みに直面しました。特に雑音関連で、近所で工事をしていたりすると編集に集中できなかった経験があります。
また、ヘッドホンは映画やアニメの視聴、音楽を聴くときにも使うので失敗したくないですよね。
本記事では、動画編集の作業を快適にするおすすめのヘッドホンを紹介します。また、ヘッドホンの種類、動画編集用ヘッドホンの選び方も紹介します。
この記事を読めば、あなたにぴったりのヘッドホンが必ず見つかりますよ!
ヘッドホンの種類
初めに、ヘッドホンの種類を解説します。様々な種類があるのでぜひ参考にしてください。下記のように分けて解説をします。
- 接続方法で分ける⇒有線とワイヤレス
- ハウジング構造で分ける⇒密閉型(クローズド)と開放型(オープンエアー)
- 装着方法で分ける⇒オーバーイヤーとオンイヤー
接続方法
ヘッドホンとPCを接続するときには、有線で接続するヘッドホン、Bluetooth®など無線で接続するタイプがあります。
有線ヘッドホン
配線を使って音楽データを伝送するタイプのヘッドホンです。データを伝送する際に圧縮せずに伝送が可能、遅延や跡切れが発生しずらい、バッテリーが不要な点がメリットです。
プラグのサイズについて注意が必要です。プラグの種類には6.3mm、3.5mm、2.5mmのようなサイズがあります。そのため、購入してPCに接続できるかどうかを確認しておくことがおすすめです。
プラグを変換する機器もあるので、もし接続できなくても追加購入すれば接続が出来ますよ。
無線ヘッドホン
Bluetooh®などで接続するタイプのヘッドホンです。作業中に配線が邪魔にならない、持ち運びがしやすいという点がメリットです。
データの転送量に制限があり有線ヘッドホンより音質が劣るというデメリットがあります。しかし、「LDAC」や「aptX HD」など、種類によっては劣化を最小限に抑えて接続するヘッドホンもあります。
ハウジング構造
ハウジングと言われる、イヤーパッドの反対側の構造で種類分けができます。
密閉型(クローズド)ヘッドホン
発音部を囲むハウジングが外と遮断されているヘッドホンを密閉型ヘッドホンと言います。低音が響き、高温が伸びにくいという特徴を持ちます。
遮音性が高いため、音に集中することが出来ることや、音漏れが少ないので周囲に迷惑をかけにくいメリットがあります。
圧力の逃げ道がないため、耳への負担が大きく疲れやすいというデメリットがあります。
開放型(オープンエアー)ヘッドホン
発音部がメッシュなどでおおわれているヘッドホンを開放型ヘッドホンと言います。音の抜けが良い、高温が伸びやすいという点が特徴です。
音漏れが大きいこと、外部の音が入りやすいというデメリットがあります。そのため、基本的には自宅などプライベート空間での使用となります。
圧力の逃げ道があるため、長時間使用していても疲れにくいというのもメリットです。
セミオープン型ヘッドホン
密閉型と開放型の中間のタイプとなる、セミオープン型ヘッドホンもあります。低音も響き、高温も楽しめるというバランスタイプのヘッドホンです。しかし、音漏れがしやすいので開放型と同様、自宅などのプライベート空間での使用が基本となります。
装着方法
ヘッドホンを装着する方法でも種類分けをすることが出来ます。
オーバーイヤー
耳を完全に覆うタイプのヘッドホンです。耳を密封にするため、音漏れが少ないことや周囲の雑音を遮断できるメリットがあります。
ヘッドホンのサイズが大きいものが多いため、持ち運びにくいというデメリットがあります。
オンイヤー
耳に乗せる感覚で使用するタイプのヘッドホンです。持ち運びがしやすいことや、安価で購入できるのでヘッドホン初心者におすすめです。
動画編集用ヘッドホンの選び方
種類を紹介したので、次は動画編集用ヘッドホンの選び方を解説します。下記のポイントに分けて選び方を解説します。
- 音質
- 有線か無線か
- 密閉型か開放型か
- 重さ
音質
音質については下記のポイントが押さえられていれば大丈夫です。
- 演者の話す声や音がちゃんと聞こえる(録画データに風などのノイズが入った場合を除く)
- BGMやSEが演者の声をかき消さず、視聴者が聴いてちょうどよい音量に設定できたことが分かる
演者がこんな感じで話していることや、声の大きさをかき消さないようにBGMやSEの音量を調節することができるヘッドホンがおすすめです。
複数人の演者がいる動画を編集する場合、どの演者が話しているかについて、声の高さで聞き分けたり、それでも不明な場合はクライアントに聞いても良いでしょう。
音に関する内容が関係し始めたら、高品質のヘッドホンの購入することがおすすめです。
有線か無線か
有線ヘッドホンか無線ヘッドホンかについては、これはあなたの好みや編集環境で選ぶことが重要です。
例えば下記のとおりです。
- わざわざ充電するのがめんどくさい⇒有線ヘッドホン
- 配線が気になる⇒無線ヘッドホン
- PC本体と作業台が離れていて、プラグが届かない⇒無線ヘッドホン or 延長ケーブルの購入
このように、あなたの動画編集環境やあなたの好みによって無線か有線を選ぶことがポイントです。
密閉型(クローズド)か開放型(オープンエアー)か
密閉型ヘッドホンか開放型ヘッドホンかについては下記のポイントを押さえれば大丈夫です。
- 編集環境がプライベート空間かどうか、音漏れで周囲に迷惑をかけない場所か
- ヘッドホンをしているときの耳の疲れやすさ
動画編集をしている方には、自宅で編集をする方もいれば、たまにカフェで編集する方もいらっしゃると思います。
その際に、音漏れをして周囲に迷惑をかけないかどうかを判断することがポイントです。
ヘッドホンの種類でも解説しましたが。密閉型と開放型には下記の違いがあります。
- 密閉型⇒音漏れしずらい
- 開放型⇒音漏れしやすい
編集環境によって密閉型か開放型かを選ぶことがポイントです。
また、ヘッドホンをした時の耳の疲れやすさもポイントです。密閉型と開放型には下記の特徴があります。
- 密閉型⇒圧力が逃げにくく、聴いていて疲れやすい
- 開放型⇒圧力が逃げるため、長時間使用していても疲れにくい
動画編集は長時間作業する必要があります。そのため開放型が良いでしょう。
ただし、密閉型のヘッドホンを使っていたら慣れたという場合もあり得るので、一概にも開放型が良いというわけでもありません。
試しに使用して、使い心地を比べることもおすすめです。
重さ
重さですが、これは軽ければ軽いほど良いです。具体的には100g~250g辺りが妥当の重さです。
その理由として、重いと首が痛くなったり肩が凝ったりして作業に集中できなくなるからです。
動画編集は長時間PCと向き合って作業をします。その時に、重量があるヘッドホンをして作業をすると、首に負担がかかる、肩が凝る、頭痛につながるなど、健康に支障をきたしてしまいます。
そのため、健康や作業効率を考えヘッドホンは軽ければ軽いほど良いです。
動画編集用ヘッドホンに変えるメリット
次は、動画編集用ヘッドホンに変えるメリットを解説します。メリットは下記のとおりです。
動画編集用ヘッドホンに変えるメリット
- 外部の雑音がシャットアウトされ、作業に集中できる
- 高音質になるので、音に関する作業が快適になる
それぞれ解説をしていきます。
外の雑音がシャットアウトされ、作業に集中できる
一つ目は、外から入ってくる雑音がシャットアウトされて動画編集に集中が出来るようになります。
一度、あなたの周囲を見渡してみてください。工事の音や自動車の走る音が編集の阻害になっていると思います。中には、外で遊んでいる子供たちの大声が雑音と感じる方もいるかもしれません。
私の場合は、自動車の走る音が気になったりしていました。たった1秒程度の事ですが、やはり気になってしまいます。
今あなたが使用しているヘッドホンで満足しているか考えてみてください。
もし、満足していなかったらヘッドホンを変えることで、これらの音がシャットアウトされ、必ず動画編集に集中できるようになります。
高音質になるので、音に関する作業が快適になる
二つ目は、演者の話す内容やBGM、SEが高音質になり、音に関する作業が快適になります。
例えば、演者が話していることが聞き取り辛いときがあると思います。その時に、高音質のヘッドホンであれば内容が聞き取りやすくなります。
また、演者の声、BGM、SEの音量のバランスがとりやすくなり、視聴者が見ていて心地よい動画を作れるようになります。
音のバランスが良くなることで、動画の質が大幅に上がりますよ。
今のヘッドホンで編集をしていて、音についてあなたは満足しているかどうか考えてみてください。
ヘッドホンを変えることで、音質が良くなって作業効率が上がるだけでなく、音のバランスがとりやすくなって動画1本1本の質が上がるメリットもあります。
おすすめのヘッドホン3選
最後に、私がおすすめするヘッドホンをご紹介します。
おすすめヘッドホン① G435
ブランド | Logicool G |
ハウジング構造 | 密閉型(クローズド) |
装着方法 | オーバーイヤー |
重量 | 165g |
接続方法 | 無線 |
素材 | フェイクレザー |
サイズ | 7.1 x 17 x 16.3 cm |
その他 | ・Dolby Atomos対応 ・ヘッドセットのためマイクも使用可能 |
軽くて高音質重視ならこのヘッドホンがおすすめ!Logicool G社の無線ヘッドセットです。重量が165gという缶コーヒーよりも軽いヘッドホンです。Dolby Atomosという立体音響システムに対応し、別途ソフトを使用することで、ライブを立体音響で楽しめるようになります。連続使用18時間のバッテリーで、1日中動画編集をしていても大丈夫です。
軽くて密閉型、更に高音質なヘッドセットです。雑音を遮断するだけでなくライブを立体音響で楽しめるようになります。このヘッドセットであれば、あなたは集中して動画編集ができるようになりますよ。
カラーはブラックだけでなく、ホワイトとブルーもあります。
おすすめヘッドホン② ATH-AVA300
ブランド | Audio Technica |
ハウジング構造 | 開放型(オープンエアー) |
装着方法 | オーバーイヤー |
重量 | 230g(コード除く) |
接続方法 | 有線 |
素材 | 布製 |
初心者におすすめ!コスパ重視ならこのヘッドホンがおすすめ!東京都に本社を置くAudio Technica社のヘッドホンです。開放型のヘッドホンにより、長時間の作業にも向いています。長時間肌触りの良い布製いやパッドを使用し、あなたの耳への負担を軽減します。有線接続のためバッテリーを気にせず使用が可能です。安価で購入できるため、初心者におすすめのヘッドホンです。
コストパフォーマンスが良く高音質なヘッドホンです。開放型のヘッドホンのため耳に疲れを感じずに長時間作業を進めることが出来ます。このヘッドホンであれば、あなたの作業効率は間違いなく上がりますよ!
おすすめヘッドホン③ HD 599 SE
ブランド | SENNHEISER |
ハウジング構造 | 開放型(オープンエアー) |
装着方法 | オーバーイヤー |
重量 | 255g |
接続方法 | 有線 |
素材 | ベロア生地 |
サイズ | 22.2 x 16.8 x 9cm |
快適に作業しつつ、最高音質を求めるならこのヘッドホンがおすすめ!SENNHEISER社のヘッドホンです。SENNHEISER社は元々はLabor Wという社名で1945年に設立し、現在でも音響機器の開発を行っている歴史が長い会社です。低音から高音まで切れのあるクリアなサウンドが実感可能です。独自技術である『E.A.R.』を採用。ヘッドバンドには柔らかい素材を使用し、優しい掛け心地を実現しています。
高音質、かけ心地、使いやすさをを追求したヘッドホンです。開放型のヘッドホンなので、長時間の作業にも向いています。このヘッドホンを使えば、最高の音質で快適に動画編集が出来ますよ。
「HD 599」というオリジナルモデルもあります。Amazon.co.jp限定モデルとモデル名は違いますが、機能は同じです。
まとめ:あなたに合ったヘッドホンで集中して快適な動画編集を!
本記事では、ヘッドホンの種類、動画編集用ヘッドホンの選び方、動画編集用ヘッドホンに変えるメリットの解説、あなたにぴったりのおすすめヘッドホンを紹介しました。
今のヘッドホンに満足をしているか、改めて考えてみてください。そして、ヘッドホンを変えた後のあなたの動画編集をする姿を想像してみてください。
メリットでも記載した通り、高音質で動画編集ができるようになり、動画1本1本の質を向上させることが出来るようになっています。
また、あなたは外部の雑音を遮断することができ、動画編集を更に集中して行い作業効率が大幅にアップしています。
私もヘッドホンを変えたことによって、動画編集や映像制作を集中してできるようになりました。
更に、高音質のヘッドホンになるので、普段あなたが視聴する映画やアニメに臨場感が付き、より一層視聴することを楽しめるようになっています。
購入するために10,000円~30,000円程度かかってしまいます。しかし、動画編集の質の向上や普段の生活を充実させる投資だと思ってください。ヘッドホンを変えることは、必ずあなたにメリットをもたらします。
あなたに合ったヘッドホンを使って、更に充実した動画編集ライフを送れるようになってください!
本記事のまとめ
- ヘッドホンの種類
- 有線ヘッドホン
- 無線ヘッドホン
- 密閉型(クローズド)ヘッドホン
- 開放型(オープンエアー)ヘッドホン
- セミオープン型ヘッドホン
- オーバーイヤー
- オンイヤー
- 動画編集用ヘッドホンの選び方
- 音質⇒聞き分け出来る範囲でOK
- 有線か無線か⇒あなたの編集環境に合わせて
- 密閉型か開放型か⇒あなたの編集環境に合わせる、開放型の方が耳は痛くならない
- 重さ⇒軽ければ軽いほど良い
- 動画編集用ヘッドホンに変えるメリット
- 外部の雑音がシャットアウトされ、作業に集中できる
- 高音質になるので、音に関する作業が快適になる