ゲーミングPCで動画編集は可能かどうかを解説
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動画編集で使用するPCを探しています。ゲーミングPCで動画編集をすることは可能でしょうか?分かりやすく解説してください!
今回はこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- ゲーミングPCで動画編集が可能な理由を解説
- 動画編集でおすすめのゲーミングPCを紹介
- 動画編集で高スペックのゲーミングPCを使用するメリットを解説
この記事の筆者
この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。
この記事を読んでいるあなたは、動画編集で使うPCを探していてゲーミングPCに関心を持っています。
調べれば調べるほど情報がたくさん出てきて、ゲーミングPCで動画編集は可能かどうか悩みますよね。
PCのスペックは様々で、ゲーミングPCで本当に動画編集できるのか分からなくなってしまいますよね。
結論を言いますと、ゲーミングPCで動画編集は可能です。
本記事では、ゲーミングPCで動画編集が可能な理由を解説します。また、動画編集で使いやすいおすすめのゲーミングPCを紹介、高スペックのゲーミングPCで動画編集をするメリットも解説します。
この記事を読んで、ゲーミングPCで動画編集ができる理由を理解し、あなたに合った動画編集のPCを見つけてください!
ゲーミングPCで動画編集が可能な理由を解説
それでは早速、ゲーミングPCで動画編集が可能な理由を解説します。
可能な理由として、ゲーミングPCが動画編集で必要なスペックを満たしているからです。
下記は、動画編集を進める上で必要なスペックです。
動画編集を進める上で必要なスペック
名称 | 推奨スペック | 最小スペック |
---|---|---|
CPU(プロセッサー) | Intel Core i7 第11世代 以上 Ryzen 7000シリーズ以上 | Intel Core i5 第11世代 以上 Ryzen 5000シリーズ以上 |
GPU(グラフィックボード) | GeForce RTX 2060 以上 | GeForce GTX1660 SUPER 以上 |
RAM(メモリ) | 16GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ(SSD、HDD) | 2TB以上 | 500GB |
推奨スペックは動画編集を快適に進める上で必要なスペックで、最小スペックは動画編集を行うための必要最小限のスペックです。
推奨スペックあれば、本業や副業として利用される動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」や「Adobe After Effects」を快適に使用可能ですよ。
値段にもよりますが、メーカーが販売しているゲーミングPCのほとんどは、上記のスペックを満たしています。
そのため、ゲーミングPCでも動画編集を進めることができるのです。
GPUの種類について
GPUを調べているとたくさんの種類が出てきて、どれが良いか迷ってしまうと思いますよね。
下記は、GPUの種類と特徴を記載した一覧です。
- GeForce RTXシリーズ(旧:NVIDIA Quadro)
- NVIDIA社が販売しているGPUで、ゲームの処理だけでなく、3DCGや動画制作にも向いている
- GeForce GTXシリーズ
- NVIDIA社が販売しているGPUで、性能はRTXシリーズに劣るが、コストも抑えられたシリーズ
- Radeonシリーズ
- AMD社が販売しているGPUで、NVIDIA社のGeForceより性能は劣ってしまうがコスパ良く手に入れることが可能
動画編集を行う場合は、基本的に「GeForce RTX」と記載されている最新のGPUを選べば失敗することはありません。
NVIDIA社が販売しているGeForceは、写真や映像の編集をするクリエイター向けの Studioドライバーを提供しています。
そのドライバーを利用すれば、色深度を10bitカラーで出力することも可能ですよ。
10bitカラーで出力できれば、動画の色調を詳細に再現できますよ。
コスパ良く動画編集をしたい場合は、AMD社が販売しているRadeonシリーズもおすすめですよ。
動画編集でおすすめのゲーミングPCを紹介
次は、動画編集でおすすめのゲーミングPCを紹介します。
動画編集を快適に進めることができるスペックを厳選して紹介しています。ぜひ参考にしてください。
おすすめのデスクトップゲーミングPC
おすすめデスクトップゲーミングPC①
モデル名 | DAIV FX-I7G60 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU(プロセッサー) | インテル® Core™ i7-14700KF プロセッサー |
GPU(グラフィックボード) | GeForce RTX™ 4060 |
メモリ(RAM) | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 1TB (NVMe Gen4×4) |
ゲームも動画編集も最大限楽しみたいならこのゲーミングPCがおすすめです!
CPUは「インテル® Core™ i7-14700KF プロセッサー」、GPUはNVIDIA社の「GeForce RTX™ 4060」を搭載。どちらも現段階で最高のスペックを誇ります。
ゲームだけでなく、3DCGの制作や動画編集などクリエィティブな活動も可能なスペックです。Adobeの動画編集ソフトも快適に動作するでしょう。
ストレージは1TBでも良いですが、カスタマイズで2TBにすると更に快適に動画編集ができるようになりますよ。
このPCであれば、ゲームも動画編集も最大限に楽しむことが可能です。迷ったらこのPCがおすすめですよ。
おすすめデスクトップゲーミングPC②
モデル名 | G-Tune PG-I7G60 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU(プロセッサー) | インテル® Core™ i7-13700F プロセッサー |
GPU(グラフィックボード) | GeForce RTX™ 4060 |
メモリ(RAM) | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 1TB (NVMe Gen4×4) |
コスパ良くゲームも動画編集をするならこのゲーミングPCがおすすめです!
CPUは「インテル® Core™ i7-13700F プロセッサー」、GPUはNVIDIA社の「GeForce RTX™ 4060」を搭載。メモリは16GB搭載。
おすすめデスクトップPC①よりもコストを抑えたゲーミングPCです。こちらでも快適に動画編集を行うことができるスペックですよ。
コストを抑えつつ、高スペックなゲーミングPCを手に入れたいならこのPCがおすすめです。こちらのPCでもあなたは快適に動画編集を進められるでしょう。
おすすめデスクトップゲーミングPC③
モデル名 | G-Tune DG-I7G6T |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU(プロセッサー) | インテル® Core™ i7-13700F プロセッサー |
GPU(グラフィックボード) | GeForce RTX™ 3060 Ti(GDDR6X) |
メモリ(RAM) | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 512GB (NVMe) |
ミドルスペックでコスパ良くゲームをしつつ試しに動画編集を始めてみたい方におすすめのゲーミングPCです。
CPUは「インテル® Core™ i7-13700F プロセッサー」、GPUはNVIDIA社の「GeForce RTX™ 3060 Ti(GDDR6X)」を搭載。メモリは16GB搭載。
GPUをミドルスペックにしてコストを抑えたゲーミングPCです。試しに動画編集をしてみたいという方におすすめできるスペックですよ。
ストレージは512GBのため、カスタマイズで1TB以上にすることがおすすめです。
ミドルスペックでコスパ良くゲームと動画編集を楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。試しに動画編集をしてみたいなら、このスペックがおすすめですよ。
おすすめのゲーミングノートPC
ポイント
モデル名 | G-Tune P6-I9G60BK-A |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU(プロセッサー) | インテル® Core™ i9-12900HX プロセッサー |
GPU(グラフィックボード) | GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU |
メモリ(RAM) | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 1TB (NVMe Gen4×4) |
パネル | 16型 液晶パネル (ノングレア / 165Hz対応) |
ノートPCでゲームも動画編集も快適に楽しみたいならこのノートPCがおすすめです!
CPUは「インテル® Core™ i9-12900HX プロセッサー」、GPUはNVIDIA社の「GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU」を搭載。メモリは32GB搭載しています。
持ち運びをしつつ、快適に動画編集ができる仕様となっています。
液晶パネルは165Hzに対応しているため、FPS系のゲームも快適に楽しめるでしょう。
ノートPCの中でもかなり高いスペックを誇るゲーミングPCです。このPCなら、あなたはゲームも動画編集も最大限楽しめるでしょう。
ポイント
モデル名 | G-Tune P5-I7G60BK-A |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU(プロセッサー) | インテル® Core™ i7-12650H プロセッサー |
GPU(グラフィックボード) | GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU |
メモリ(RAM) | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 500GB (NVMe Gen4×4) |
パネル | 15.6型 液晶パネル (ノングレア / 144Hz対応 ) |
コスパ良くノートPCでゲームと動画編集を楽しみたいならこのノートPCがおすすめです!
CPUは「インテル® Core™ i7-12650H プロセッサー」、GPUはNVIDIA社の「GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU」を搭載。メモリは16GB搭載しています。
先ほどのノートPCよりもスペックを落としてコストを下げたノートPCです。それでも高スペックのため、ノートPCで快適に動画編集ができるでしょう。
ストレージは500GBのため、カスタマイズで容量を1TB以上にすることがおすすめですよ。
コスパ良くノートPCで動画編集をしたいならこのノートPCがおすすめです。このノートPCならコストを抑えつつ、快適に動画編集を進められるでしょう。
ノートPCを購入した方へのおすすめアイテム
ノートPCを購入した場合は、外付けの冷却ファンもい一緒に手に取っておくことがおすすめです。
その理由として、ノートPCが熱暴走を起こして故障する可能性を低くするためです。
ノートCPはデスクトップよりもコンパクトな設計にしているため、熱がこもりやすくなっています。CPUやGPUは熱を発生させ、ノートPCがすぐに熱くなってしまいます。
熱はPCの故障を招く危険があります。故障の可能性を低くするために外付けの冷却ファンも一緒に手に取っておくと良いでしょう。
私もノートPCで動画編集をしていたとき、PCが異常に熱くなって心配になりました。外付けの冷却ファンを購入したことによって安心して動画編集を進められるようになりましたよ。
外付けの冷却ファンはこちらがおすすめです。USBで給電でき、静音しようとなっています。
動画編集で高スペックのゲーミングPCを使用するメリットを解説
最後に、動画編集でゲーミングPCを選ぶメリットを解説します。メリットは下記の通りです。
高スペックのゲーミングPCを使用するメリット
- 作業が快適になり、作業効率が上昇する
- 動画のクオリティが上がる
- ストレスが減る
一つずつ解説します。
メリット①:作業が快適になり、作業効率が上昇する
ゲーミングPCはスペックが高いので作業が快適になり、作業効率が上がります。
動画編集の効率が上がる例として、下記の内容が挙げられます。
効率が上がる動画編集内容(一例)
- 動画編集ソフトの起動が早くなる
- 編集ソフトのプレビュー画面の読み込みが早くなる
- エフェクトをたくさん入れてもカクつかなくなる
今まで動画編集をしていて、ソフトの起動が遅い、再生するとカクカクするとか感じませんか?
この効率を下げる要因を、高スペックのゲーミングPCを使うことで解消される可能性が非常に高いです。
快適な作業は、あなたの動画編集ライフに充実をもたらしますよ。
このように、高スペックなゲーミングPCを使用すると快適に作業ができるようになり効率が上がるのです。
メリット②:動画のクオリティが上がる
スペックが高いゲーミングPCを使用することで、動画のクオリティを上げることが可能です。
クオリティが上がる理由として、動画素材をたくさん入れたり、エフェクトをたくさん入れても快適に動画編集作業を進められるからです。
動画素材を一度に5つ程度読み込んでみてください。スペックが足りないと再生すると大抵カクカクすると思います。この状況が解決され、快適に編集を進められるのです。
また、作業効率が上がるため同じクオリティの動画を、今までよりも少ない時間で編集できるようになります。
今まで8時間かかって編集をしていた動画があるとします。その動画を同じクオリティで6時間で編集完了したとしましょう。
残りの2時間を別の案件や余暇に充てることが可能となりますよね。
短い時間で同じクオリティの動画を編集できるという事は、クオリティがアップしたと同じことが言えますよ。
このように、たくさんの動画素材を読み込んでも快適に編集できる、同じクオリティの動画を今までよりも短い時間で編集できるという点でクオリティアップにつながります。
メリット③:ストレスが減る
高スペックのゲーミングPCを利用することで、あなたのストレスを減らすことができますよ。
そもそも、動画編集でストレスがたまる理由として下記のような原因が挙げられます。
動画編集でストレスがたまる原因(一例)
- 編集ソフトの読み込みが遅い
- エフェクトを入れるとカクカクする
- レンダリングやエンコードに時間がかかる
一度動画編集をしている自分を思い出してみてください。
エフェクトを入れたらカクカクして編集しにくい、プレビュー画面の読み込みが遅い、レンダリングに時間がかかって無駄な時間があると感じませんか?
このように、編集中にカクカクするという邪魔が入る、待ち時間が多くて無駄に感じるという問題があってイライラしてしまうのです。
高スペックのゲーミングPCを使えば、このイライラする問題を解消できる場合がありますよ。
快適に編集している自分を想像してみてください。今まで以上に案件をこなし、楽しく動画編集をしているはずですよ。
このように、高スペックのゲーミングPCはあなたのストレスを和らげ、快適に動画編集を進めることができるようになるのです。
まとめ:あなたに合ったゲーミングPCで快適に動画編集を進めよう
今回は、ゲーミングPCで動画編集を行うことが可能な理由、おすすめのゲーミングPC、高スペックのゲーミングPCを使うメリットを解説しました。
近年のゲーミングPCは高スペックなパソコンばかりです。そのため、ゲーミングPCでも満足して動画編集を進められるはずです。
私は時々ゲーミングPCを使用して、Adobe After Effectsでプロモーション動画を制作するときがあります。特に問題なく制作進めることができていますよ。
また、ゲーミングPCを選ぶときは、スペックを妥協せずに選ぶことがおすすめです。
メリットでも記載した通り、高スペックのゲーミングPCであなたは快適な動画編集環境を手に入れることができます。
快適な作業環境は、あなたに更なる可能性をもたらします。
実際に私も高スペックのPCを使うようになってから、快適に編集しつつクオリティも上がりました。案件の単価も上がりましたよ。
そのため、ゲーミングPCを選ぶときはスペックを妥協しないことがおすすめです。
あなたに合ったゲーミングPCを見つけて、楽しく快適に動画編集を進めてください!