動画編集の字幕入れはめんどくさい?【効率化の方法も解説】
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動画編集をしていますが、演者の字幕を入力するのが非常にめんどくさいです。何か効率化する方法を教えてください。
今回はこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- なぜ字幕入れはめんどくさいと感じるのか
- 字幕入れを効率化する方法を解説
- 字幕入れの時間を他の仕事に充てたいあなたへ
この記事の筆者
この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。
この記事を読んでいるあなたは、動画編集の字幕入れをしていて、何か効率よく字幕入れをする方法がないかを探しています。
動画編集で字幕入れの作業は細かくて大変ですよね。
少なくともこの記事を読んでいるあなたは、字幕入れがめんどくさいと少しでも感じているかと思います。
この記事では、動画編集で必須のテロップ、字幕入れがなぜめんどくさいと感じるのかを深堀します。また、字幕入れを効率化する方法を紹介します。
この記事を読めば、あなたに合った字幕入れの効率化する方法が必ず見つかりますよ!
なぜ字幕入れはめんどくさいと感じるのか
それでは、字幕入れはなぜめんどくさいのかを解説します。
字幕を入れるときの流れを分解すると下記のようになります。
字幕を入れるときの流れ
- 編集ソフトで映像を見る
- 演者が話している内容を理解
- 話している内容に合わせて、字幕を入力
- 字幕を表示、非表示するタイミングを調整
- 演者の話すトーンや内容に合わせて、字幕のフォントや色などデザイン
- 誤字・脱字、表示のタイミングを確認
このような流れで字幕を入れます。字幕一つ入れるだけで、かなりの工数があります。この時点で、めんどくさいと感じると思います。
字幕入れを進めるだけで結構な手間になりますが、更に字幕を入れる途中で下記のような障害が発生します。
工程 | 起こる障害 |
---|---|
編集ソフトで映像を見る | 視聴中に動画がカクつくする場合がある |
演者が話している内容を理解 | たまに何を言っているか不明な時がある |
話している内容に合わせて字幕を入力 | タイピング速度によって入力時間の上下 |
字幕を表示、非表示するタイミングを調整 | 1フレームずつタイムラインの縦線(タイムインジケーター)を動かして調整 |
演者の話すトーンや内容に合わせて、字幕のフォントや色などデザイン | 毎回変える場合がある |
誤字・脱字、表示のタイミングに修正がないか確認 | 話しているシーンをもう一度再生して動画がカクつくする場合がある |
このように、ただでさえ工数が多くて時間がかかる字幕であるのに、入れる途中で障害が発生して更に時間がかかる場合があります。そのため、字幕入れがめんどくさいと感じてしまうのです。
私も動画編集時にこのようなことが発生して、字幕入れがめんどくさいと感じたことは何度もあります。
字幕入れを効率化する方法を解説
それでは、字幕入れの効率化をする方法を解説します。
効率化の方法①:ショートカットキーを覚える
動画編集ソフトには、必ずショートカットキーが存在します。そのショートカットキーを使用すれば時短につながります。
動画編集でよく使う機能は下記のとおりです。
動画編集でよく使う機能
- 操作の取り消し
- 操作のやり直し
- コピー
- 貼り付け
- 切り取り
- プロジェクトファイルの保存
- レイヤーの分割
- レイヤーの削除
- タイムインジケーターの操作
- タイムラインパネルのスクロール
- タイムラインパネルの表示範囲の拡大縮小
多いように見えますが、無意識に使っていると思います。
動画編集ソフトによってショートカットキーが変わってきます。Adobe Premiere Proの場合は下記のとおりです。
操作内容 | Windowsでのショートカットキー |
---|---|
操作の取り消し | Ctrl+Z |
操作のやり直し | Ctrl+Shift+Z |
コピー | Ctrl+C |
貼り付け | Ctrl + V |
切り取り | Ctrl + X |
プロジェクトファイルの保存 | Ctrl + S |
レイヤーの分割 | Ctrl + K |
レイヤーの削除 | Delete |
タイムインジケーターの操作 | 方向キー |
タイムラインパネルのスクロール | マウスホイール |
タイムラインパネルの表示範囲の拡大縮小 | Alt+マウスホイール |
選択ツール | V |
文字ツール | T |
ショートカットキーを覚えることで、字幕入れだけでなく作業の効率化も可能です。
他のソフトでも応用可能です。覚えてぜひ活用してください。
効率化の方法②:タイピング速度を上げる
字幕入れをする際に、タイピングの速度が速いと作業効率が上がります。
キーボードの正しい入力方法、ブラインドタッチが出来ることが理想です。あなたがキーボードの入力しているとき、タイピングをするときにどの指でどのキーを入力しているのか、キーボードを見て入力をしているのか、一度見直してください。
まだブラインドタッチが出来ない、すべての指を使ってタイピングが出来ていない場合は、改善の余地があります。
タイピングの練習をし速度を上げて、作業の効率化をすることがおすすめです。
効率化の方法③:字幕のテンプレートを作っておく
よく使用する字幕のフォントやデザイン、エフェクトを入れておいてテンプレート化しておくと作業の効率化が可能です。
AviUtlを使用しているのであれば、エイリアスという機能を使ってテンプレートを保存することで、別のプロジェクトファイルでも使用が可能です。
Adobe Premiere Proを使用している場合は、モーショングラフィックステンプレートとして保存をしておくと、別のプロジェクトファイルでも使用できます。
毎回字幕のデザインをしていると大変ですよね。
あなたが良く使う字幕のデザインをテンプレート化し、フォントを変えるだけ、デザインを少しだけ変えるようにしておくことで作業の効率をしてみてください。
効率化の方法④:有料の編集ソフトを使用する
有料の動画編集ソフトは、機能が豊富、見やすい、ワークスペースを自分でカスタマイズなど、無料の編集ソフトよりも利便性が高いです。
機能を活用することで、効率よく字幕入れを進めることが可能です。
例えば、字幕を入れる際に、Adobe Premiere Proの場合は、文字ツールを選択しプレビュー上でクリックをするだけでテロップを入れることが可能です。
AviUtlでは、タイムライン上で右クリック、メディアオブジェクトの追加、テキストの選択という工程を挟む必要があります。
また、プレビュー画面がカクつく場合、Adobe Premiere Proでは再生時の解像度を変更する機能があります。この機能でPCへの負荷を抑え、スムーズに再生することが可能です。
更に、Adobe Premiere Proには自動で文字を起こしてくれる機能もあります。
ただ、話していることすべてを正確に起こすのは難しいです。しかし、演者が話すタイミングで字幕を表示するように自動で調整、文字ツールを使用しなくても字幕を入れてくれるため大きな時短となります。
私はAviUtlからAdobe Premiere Pro、Adobe After Effectsに乗り換えてから作業効率が大幅に上がりました。
無料ソフトが悪いというわけではなく、利便性が異なってくるということです。無料ソフトを使用している場合は、ぜひ乗り換えをご検討ください。
効率化の方法⑤:PCの買い替えをする
一番の改善方法が高スペックPCを購入することです。スペックが低いPCの場合、どうしてもプレビュー画面がカクカクしてしまい、編集時にイライラしてしまいます。
スペックを根本から見直し、高スペックのPCに買い換えることで快適に動画編集をすることが可能になります。
高スペックのPCで動画編集をする場合、字幕入れを効率化するだけでなく、動画の書き出し速度や、エフェクトをたくさん入れてもカクつきずらくなるというメリットがあります。
金額はかかってしまいますが、PCは普段から使用するものです。将来の投資だと思い、思い切って購入してみてください。あなたの作業は必ず快適になりますよ。
こちらの記事で、動画編集に必要なPCスペックを解説しています。あなたに合ったPCが必ず見つかりますよ。
【おすすめPCも紹介】動画編集で必要なPCスペックを解説
字幕入れの時間を他の仕事に充てたいあなたへ
副業で動画編集の案件は取れる。しかし、字幕の入力をする時間がもったいない、入力する時間を別の案件の動画編集、ディレクションをするなど、他の仕事に時間を充てたいと考えている。
そのようなあなたには、文字起こし代行サービスがおすすめです。
文字起こし代行サービスで、下記のサービスが一番おすすめです。
おすすめの文字起こし代行サービス
こちらのサービスが一番おすすめです。詳しく紹介します。
「WITH TEAM 文字起こし」のサービス内容
WITH TEAM 文字起こしは株式会社サクラボが提供しているサービスです。設立は2008年で、設立から10年以上経っている企業で信頼性もあります。
文字起こし依頼時は音声データ(.wavや.mp3など)のみの取り扱いです。詳細は一度サービスの窓口へお問い合わせください。
サービス内容は下記の4つに分かれます。
サービス名 | 内容 |
---|---|
けばとり | 会話する際に含まれてしまう言い淀み(「ええと」「あー」)や言い間違い、意味のない相槌など、それ自体に意味をなさない言葉を「ケバ」といい、それを取り除いて文字を起こす |
素起こし | けばを含み、音声の内容をそのまま文字を起こす |
簡易整文 | 素起こしのように「音声をそのまま書き起こす」のではなく、「語尾を整える」「言い回しを調整する」「助詞の補充」等を行い、話し言葉を書き言葉にして文字を起こす |
けばとり + 簡易整文 | 「けばとり」と「簡易整文」の2種類納品し、「文字起こしした記事」と「整文した記事」を比較することが可能 |
このように、あなたが必要としている内容に合わせて申し込みが可能です。
また、通常プラン(ライター + 最終チェック)と高品質プラン(ライター + 校正 + 最終チェック)の二つのプランがあります。高品質プランには校正者がつき、校正者が増えることで不明瞭箇所がより少なくなります。
音源の長さによって料金(税抜き)や納期が変わってきます。納期や料金は下記のとおりです。
サービスとプランによる料金の違い
起こし方の種類 | 通常プラン | 高品質プラン |
---|---|---|
けばとり | 120円/分 | 180円/分 |
素起こし | 150円/分 | 200円/分 |
簡易整文 | 180円/分 | 240円/分 |
けばとり + 簡易整文 | 270円/分 | 360円/分 |
けばとり(ライター料金120円/分)の場合の納期表(土日祝除く)
音源の長さによる納期目安 | 通常プラン | 高品質プラン |
---|---|---|
30分 | 中1〜2日 | 中2〜3日 |
60分 | 中1〜2日 | 中2〜3日 |
90分 | 中2〜3日 | 中4〜5日 |
120分 | 中2〜3日 | 中4〜5日 |
料金や納期の詳細については、一度WITH TEAM 文字起こしの料金シミュレーターをご活用ください。
このサービスを使用することで、あなたの字幕入れに使用する時間を動画の技術力アップ、他の動画編集依頼に回すなど、有効的に使用することが可能になりますよ。
終わりに:様々な方法で効率よく字幕を入れられるようになろう
今回は、字幕入れがなぜめんどくさいと感じるのか、字幕を効率よく入れる方法を解説しました。
まずは、あなたの編集環境、あなたが持っている能力を見直してみることがおすすめです。
見直すことで、字幕入れが速くなるだけでなく、編集速度全般が上がります。私語や副業にしている場合、編集速度が上がれば単価も上げることが可能です。
字幕入れする時間を他の仕事に充てたいという場合は、ぜひ文字起こし代行サービスを活用してください。
時間の有効活用は必ずあなたのプラスになりますよ。
快適に字幕入れをできるようにして、充実した動画編集ライフを送ってください!
本記事のまとめ
- なぜ字幕入れはめんどくさいと感じるのか
- 入れるだけで工数が多い
- 字幕入れの途中で何かしらの障害が起こる
- 字幕入れを効率化する方法を解説
- 効率化の方法①:ショートカットキーを覚える
- 効率化の方法②:タイピング速度を上げる
- 効率化の方法③:字幕のテンプレートを作っておく
- 効率化の方法④:有料の編集ソフトを使用する
- 効率化の方法⑤:PCの買い替えをする
- 字幕入れの時間を他の仕事に充てたいあなたへ
- 「WITH TEAM 文字起こし」がおすすめ