【これだけ覚えておけばOK】動画編集でよく出る用語を解説

2023年2月20日動画編集

悩んでいる人

動画編集で用語がたくさん出てきて調べるのが大変です。これだけ覚えておけば良い用語を私にでも分かるように解説してください。

今回はこのようなお悩みを解決します。

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  • 動画編集の用語を解説
    • 動画編集前
    • 動画編集中
    • 動画編集後

done この記事の筆者

この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。

この記事を読んでいるあなたは、動画編集で意味が分からない用語が出てきて、その用語の意味を調べています。

用語はたくさんあり、調べるのも手間ですし理解するのも大変ですよね。

スバル

用語が分からないと編集が詰まる場合もありますよね。

用語を理解しておけば動画編集の理解が深まります。また、取引先と話すときにも必ず役に立ちます。

そこで本記事では、動画編集でよく使う用語をまとめました。

この記事を読めば、動画編集でよく使用する用語の意味が必ず分かりますよ!

動画編集でよく出る用語を解説

それでは、さっそく動画編集でよく使用する用語を解説します。動画編集前、動画編集中、動画編集後に分けて解説をします。

動画は映像だけでなく音質も大切です。そのため、音に関する用語も解説をします。

動画編集前に出てくる用語

最初は、動画編集を始める前に出てくる用語を解説します。

done 解像度

解像度とは、画像においての画素の密度です。編集ソフトでは横×縦で表示され、単位はpx(ピクセル)です。

数値が大きければ大きいほど高画質になります。「1920×1080」をフルHD、「1280×720」をHDと言い、このような数字を見たら解像度と解釈します。4Kと呼ばれる3840×2160の解像度も登場しています。

YouTubeで動画を投稿する際は、1920×1080が一般的です。

done フレームレート

動画が1秒間に表示される画像の枚数でfpsと表記されます。
フレームレートが高ければ高いほど、映像が滑らかに動きます。テレビで流れる映像のフレームレートは29.97です。

スバル

YouTubeでは30fpsが一般的です。60fpsで動画投稿している人もいます。

動画は画像を何枚も組み合わせてパラパラ漫画のようにしたもので、1枚の静止画のことを「フレーム」とも言います。

done アスペクト比

動画の縦横比で「16:9」や「4:3」が一般的です。地上波デジタル放送では「16:9」を採用しています。スマートフォンは「9:16」が採用されています。

YouTubeでは「16:9」が一般的です。

done ビットレート

映像や音声について、1秒間に使用されるデータ量を表す数値です。音声ビットレートと映像ビットレートの2種類があり、2種類合わせたものをオーバルビットレートと言います。

単位は「bps」でBit Per Secondの略です。kbpsはbpsを1,000倍した数値です。

音声は128kbps~192kbpsが目安で、映像(1920×1080)は9Mbps~18Mbpsが目安です。

done サンプリングレート

音声に関わる用語で、サンプルレートとも言います。1秒間に実行する標本化処理の回数を表す数値です。単位はHz(ヘルツ)が一般的です。

「44,100Hz」や「48,000Hz」がよく使用されます。数値が高ければ高いほど再生される音声の解像度が高い、つまり高音質になります。

YouTubeでは「48,000Hz」が一般的です。

done 量子化ビット数

音の大小をどれくらいの細かさで記録しているかという意味で、単位はBitです。8bitや16Bit、24Bitがあり、数値が大きいほど元の音に近くなる、きれいに聞こえるということです。

YouTubeでは基本的には8Bitで十分です。

動画編集中に出てくる用語

次は、動画編集を進めているときに出てくる用語を解説します。

done タイムライン

動画を編集する際に使われる場所です。映像データや音声データをタイムラインに入れてつなぎ合わせます。

動画全体を表示したり、拡大して1秒単位で編集したりなど、状況に合わせて操作ができます。

done フッテージ

動画編集ソフトに読み込む映像データや音声データなどの素材を指します。予め準備しておいたフッテージをタイムラインに読み込んで編集をします。

done カット

映像一つ一つの要素や一区切りの部分です。動画を分割して、不要な部分を削除することをカット編集といいます。

カット編集は動画編集の基本作業でもあり、最も重要な作業です。カット編集をすることによって、動画を見やすくしたり、視聴者を引き込むことも可能です。

done テロップ

動画で表示される字幕のことを指します。カット編集と同様に基本で重要な要素です。テロップで動画を見やすくしたり、動画を更に面白くすることが可能です。

テレビ番組だけでなく、YouTubeやSNSに投稿される動画でも頻繁に使用されています。
文字の色や縁取り、フォントなどで自由にデザインが可能です。

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テロップを色分けすることで、誰が話しているかを明確にすることが可能です。

done BGM

「Background Music」の略で、動画に使われる音楽のことを指します。

動画内の話し声に合わせて音量を調節、雰囲気に合わせて選曲をします。選曲に悩んだ場合、有名YouTuberがどのようなタイミングでどの曲を流しているのかを見てみると良いです。

done SE

「Sound Effect」の略で、動画に使われる効果音のことを指します。

例えば、誰かをたたいた時には「バンッ」という音を入れたり、めでたい事が起こった時は「パチパチパチ」と拍手の音を入れたりします。

BGMと同様に、話し声に合わせて音量を調節、雰囲気に合わせて効果音を使います。

done エフェクト

動画の特殊効果のことをエフェクトと言います。例えば下記のようなエフェクトがあります。

  • トランジション
  • アニメーション
  • 色調補正

シーン気を切り替える際にはトランジション、演出を加えたいときにはアニメーションのエフェクトを入れます。

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エフェクトの種類は一つではないので、練習でたくさんのエフェクトを触ってみることがおすすめです。エフェクトを組み合わせて様々な演出が可能ですよ。

また、プリセットと呼ばれるエフェクトなどの数値が予め調整された状態で保存されているものもあります。エフェクトを一から調整せずに、プリセットを利用して手軽に質の高い特殊効果を加えることが可能です。

done カラーグレーディング

カラグレ、カラー補正、色調補正とも言い、映像の色彩を補正して雰囲気を生み出す、統一感を出します。

色鮮やかにしてキラキラした映像にしたり、モノクロにして昔ながらの映像にすることが可能です。

done キーフレーム

映像の中にある特定のフレームのことを指します。その使い方は様々で、例えば下記のように使われます。

  • 動画の中で始点と終点を指定し、その範囲内を編集する作業
  • 動画の特定のフレームに置くポイント

キーフレームで範囲を指定し、その範囲内でエフェクトを作成する作業です。ボールが弾むアニメーションを作るときも、キーフレームを使用して作ります。

done クロマキー合成

予め緑や青色の背景で録画した映像を準備します。その緑や青色を透明にすることで、別の動画を入れることが可能です。

スバル

人物を透明にして背景に宇宙の画像入れれば、その人が宇宙にいるような演出も可能です。カラーグレーディングを組み合わせば、本当に宇宙にいるような演出も可能です。

クロマキー合成を行う際、背景で使用する色は緑(グリーンバック)が一般的です。その理由として、人間の肌の色が関係しています。緑色は、肌の色と正反対の関係にある「補色」と呼ばれる色です。そのため、緑を使えば楽に人間を残して背景を透明にすることが出来るのです。

done モーショントラッキング

動画内の特定の被写体(人の顔や家具などの物体)の動きを読み取り、図形や静止画などを追従させる機能のことです。

顔にモザイクを入れる、人物の動きに合わせて吹き出しを動かすときに使用されます。

動画編集後に出てくる用語

次は、動画編集が終わった後に使用される用語を解説します。

done コーデック

映像や音声データを変換するプログラムのことを指します。設定を間違えると、映像だけ流れる、音声だけ聞こえるという場合があります。
種類としては、ProResやH264などがあります。

  • ProRes→Apple社が開発したコーデックで、高画質ではあるが大容量、保存用として使用される
  • H264→「H.264/MPEG-4 AVC」とも言い、高品質かつ高圧縮なコーデック(ProResより画質は劣る)で配布用として使用される

done レンダリング

タイムライン上の映像データ、BGM、SE、素材、エフェクトなどの編集内容を一つの動画にする処理のことを指します。書き出しとも言います。

レンダリングをする際は、基本的にはProResというコーデックでレンダリングをします。この処理をすることで、初めて1本の動画となります。

done エンコード

レンダリングした動画を圧縮してデータ容量を小さくすることを指します。レンダリングした動画は膨大なデータ容量のため、基本的に圧縮を行います。圧縮すると画質が劣化するので注意が必要です。

基本的にはH264というコーデックでエンコードをします。

まとめ:用語を理解して、動画編集の理解を深めよう

今回は、動画編集でよく使う用語を解説しました。用語の意味を理解することで、イメージをしやすくなります。また、取引先で用語が出たときでも焦らずに話についていくことが可能です。

スバル

知っておくことに損はありません。必ずあなたのプラスになりますよ。

今回紹介した用語以外にも、動画編集にはたくさんの用語が出てきます。たくさんの用語を理解して、動画編集の理解を更に深めていってください!

done 本記事のまとめ

  • 動画編集前に出てくる用語
    • 解像度
    • フレームレート
    • アスペクト比
    • ビットレート
    • サンプリングレート
    • 量子化ビット数
  • 動画編集中に出てくる用語
    • タイムライン
    • フッテージ
    • カット
    • テロップ
    • BGM
    • SE
    • エフェクト
    • カラーグレーディング
    • キーフレーム
    • クロマキー合成
    • モーショントラッキング
  • 動画編集後に出てくる用語
    • コーデック
    • レンダリング
    • エンコード

ノウハウ

Posted by スバル