動画編集って本当に楽しいの?【歴9年の筆者が解説】
動画編集は楽しいのですか?動画編集に興味があるのですが、楽しく感じた時を教えて欲しいです。
今回はこのお悩みを解決します。
本記事の内容
- 動画編集で楽しいと感じた時を紹介
- 自主制作編(自分の動画を自分で編集する)
- 依頼受注編(編集の依頼を受け納品まで)
- その他
この記事の筆者
この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。
動画編集に興味はあるけど、本当に楽しいのかどうか疑問に思っていませんか?
動画編集には沢山の楽しさがあります。逆に、辛いと感じる点も沢山あります。
動画編集に限らず、どのような創作活動でも同様なことが言えます。
私は9年間動画編集や動画投稿を続けています。継続して楽しいと感じる時も辛いと感じる時も沢山経験してきました。
今回の記事では、動画編集を携わってきて楽しいと感じた時をご紹介致します。
この記事を読んで、少しでも動画編集の世界に興味を持って頂けると幸いです。
動画編集が楽しいと感じた時を紹介
私が動画編集を続けてきて、ここが楽しいなという点をご紹介致します。
自分の動画を自分自身で編集する「自主制作編」、知り合いの方に依頼されたりインターネットを利用して依頼を受注して動画を納品する「依頼受注編」、その他に分けてご紹介致します。
自主制作編(自分の動画を自分で編集する)
ざっくりいうと
- 編集の質が高く、視聴者から賞賛のコメントを頂いたとき
- 編集に時間をかけ、編集技術が向上したとき
- 自分自身の考えや想いを動画にすることが出来る
視聴者さんから高評価されたという点が一番楽しいと感じた点ですね。第三者の立ち位置でもある視聴者の方から、「編集が上手く面白い」という言葉を頂いたときは嬉しくてしょうがなかったです。モチベーションにもつながりました。
「編集が凝っていて面白い!」や「動画を見て元気になりました!」というコメントを頂いたときのあの感動は今でも忘れられません。
時には、視聴者さんからアドバイスがもらえることもあります。アドバイスを参考にして編集すると、また一つ編集の視野が広がります。
新しいことに挑戦することも楽しいです。今までに利用したことの無いエフェクトを利用して更に面白い編集が出来た時は非常に面白かったです。編集技術の向上につながると同時に、今までやったことのないことに挑戦して出来たというモチベーションに繋がります。
編集技術が向上すると、魅せ方が変わってきます。新しい魅せ方が出来るようになるものとても楽しいですね。
制作する動画によっては、自分自身の考え方や思いを映像として表現することが出来ます。動画編集は視覚的な主役になります。字幕やエフェクトを活用して、自身の考え方や想いを映像にして伝えることが出来るというのも楽しいですね。
依頼受注編(編集の依頼を受け納品まで)
ざっくりいうと
- 依頼主から感謝される
- 完成した動画が本当の意味で一番最初に視聴できる
- 依頼主の意見が聞けて、編集の視野が広がる
依頼主からありがとうと感謝頂くことが一番嬉しく感じた時ですね。社交辞令と考える方もいらっしゃると思いますが、それでも感謝されることはとても嬉しいことです。頑張った甲斐があったと一番感じる時ですね。
完成した動画を、本当の意味で一番最初に視聴できる特権があります。特にミュージックビデオの依頼ですね。
ミュージックビデオは、MIXされた歌と完成されたイラストを活用し、独自の編集技術で映像を仕上げていきます。ミュージックビデオでの動画編集は、最終工程の立ち位置になります。
最終工程ということは、投稿される動画を見ることになります。依頼をした歌い手さんより早く完成した動画を見ることが出来るのです。その点が非常に楽しい点ですね。
実際にオリジナルミュージックビデオを制作して、編集は最終工程であると同時に、一番最初に視聴できる視聴者でもあることを味わいました。
納品した動画を依頼主に視聴して頂き、その時に修正点が出てくる場合もあります。その修正点が、今まで自分自身が考えたことの無いアイデアという場合が多いです。編集の視野が広がり技術の向上に繋がります。その点も非常に面白いですね。
また、依頼主が投稿した動画で、その依頼主の視聴者に「編集すごい」というようなことを言って頂けるのも、とても嬉しいですね。依頼主が一番目立ちますが、その中でも編集を見て評価してくれる視聴者もいます。自分自身の編集技術が依頼主だけでなく、依頼主の視聴者にも届くのは嬉しいですね。
編集技術が向上すれば、大御所の歌い手さん、YouTuberさんやVtuberさんに動画制作の依頼をされることもあります。その依頼に向けて努力を続けましょう。
その他
ざっくりいうと
- 人脈が広がった
動画編集や投稿を続け、インターネット関係の人脈が大きく広がりました。北は北海道、南は沖縄まで動画を通して様々な方と関わらせて頂きました。それはクリエイターさんであったり、視聴者さんであったり、その視聴者さんの友人であったり様々です。
私がAfter Effectsを始めたきっかけも、その動画関係の方々に関わり後押しして頂いたからです。
編集のアイデアを出し合ったり、時には一緒にオンラインゲームをしたりしました。様々な考えを持った方々と関わると視野も広がります。これもまた、非常に楽しいですね。
まとめ:動画編集は楽しいですよ!
以上が、これまで動画編集をしてきて楽しいと感じた内容でした。
動画編集を続け様々なクリエイターさんと関わり、動画だけでなく、作品には必ず人が関わっているという視点を持つことが出来るようになりました。その視点を持って、映画のクレジットを見てみました。その時、映画1本制作するのに非常に多くの方々が関わっていることが分かりました。
私が小学生の時は映画のクレジットの意味がよく分かっていませんでしたが、動画編集を通してクレジットの意味が分かりました。
こう考えると、人間は秘めた力を持っているのだと感じます。
今回は楽しいことを中心に取り上げましたが、ギャップが生まれないためにも、少しだけ辛い部分をご紹介します。
動画編集は細かい作業であり、更に作業量が非常に多いです。裏方でもあり、あまり目立たない存在でもあります。
このような辛さを持っています。
しかし、今回取り上げた楽しさがあるからこそ、動画編集が続けられているのです。
もし好きなYouTuberさんやVtuberさんがいて、編集を頑張っている動画であれば、ぜひコメント欄で「編集が凝っていて見応えがありました」コメントしてください。投稿主の方にその言葉が届くはずです。
ミュージックビデオを視聴したときも、ぜひ編集という視点で視聴してみてください。必ず誰かが映像を担当しています。また一味違う感動を味わえると思いますよ。
裏方で目立たないからこそコメントは大きな力です。ぜひ褒めてあげてください。動画編集者の行動の原動力になりますよ。