動画編集で辛いと感じたときの解決法【歴10年の筆者が解説】
動画編集をやっていますが、辛くてしょうがないです。どうやったら乗り越えることが出来るのでしょうか?
今回はこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 動画編集が辛いと感じる理由を解説
- 辛いと感じたときの解決法を解説
この記事の筆者
この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。
この記事を読んでいるあなたは、動画編集を進めていて辛いと感じています。動画編集を進めていると、上手くいかないときが必ず出てきて辛いですよね。
私も辛い時期を何度も経験して、その度に何とかして乗り越えてきました。
本記事では、動画編集をしていてなぜ辛く感じるかを深堀して解説をします。また、乗り越える方法も解説をします。
この記事を読んで、辛いと感じているあたなの変えるきっかけにしてください!
動画編集が辛いと感じる理由を解説
それでは早速、なぜ動画編集が辛いと感じるのかを解説します。下記の理由で辛いと感じているはずです。
- 編集スキルが思うように身に付かない、調べても上手くいかない
- 編集が思った以上に時間がかかる
- 動画編集の案件が思うように取れない
- クライアントとのやりとりで上手くいかない
一つずつ解説をします。
編集スキルが思うように身に付かない、調べても上手くいかない
一つ目は、動画編集のスキルが身に付かないことや、編集で分からないことを調べて試しても上手くいかないことです。
編集で分からない点が出てくると調べると思いますが、インターネットで調べても思ったような解答が出てこないこともあります。また、解答を見つけて試してみたら思った以上に手間がかかる、何をしているのか意味が分からないという事もあります。
調べるのに手間がかかる上、時間がかかってしまいますよね。時間をかけたのに回答が出てこなかったら本当に辛いですよね。
スクールで学んでいる場合は、講師に通話やチャットで質問が可能なため、すぐ解決が出来ます。しかし、独学の場合は全て自分で調べて何とかしなければいけないのでとにかく辛いです。
編集が思った以上に時間がかかる
二つ目は、動画の編集作業をしていて思った以上に時間がかかるという事です。
動画編集は下記の編集作業があります。
- 動画の企画・編集構成の作成
- 撮影した動画の確認(クライアントから撮影した動画を送っていただく場合もある)
- カット編集
- テロップ入れ
- BGM・SE入れ
- レンダリング・エンコード
- 試写
- 確認修正
ざっくりとこのような流れです。
編集作業をしていると、カット編集をたくさんする必要が出てくる、テロップをたくさん入れる必要がある、レンダリングと修正を何度も繰り返すなど、作業が細かく手間がかかると感じることが出てくると思います。
私も作業が多く細かすぎてしんどいと感じるときが何度もありました。
このように、編集に時間がかかると辛いと感じる場合があります。
動画編集の案件が思うように取れない
編集スキルを身に着けたから本業や副業にしてみたけど、案件が全く取れない、取れたとしても収益につながらない場合もあります。
SNSで稼げるようになったという報告や大きい案件取りましたという報告を見て、周りは上手くいっているのに自分はなぜうまくいかないのだろうと考えると、更にマイナスな思考になってしまいます。
周りが上手くいっているのに自分はうまくいかないという時期は本当に辛いですよね。
動画編集をしていて大半の方が、案件を取れなくて辛いと感じているはずです。
クライアントとのやりとりで上手くいかない
クライアントと案件の連絡や報告をしているときに、思うようにやり取りできなくて辛いと感じることがあります。
SNSやクラウドソーシングサイトなどインターネット上のみ案件を取っている場合、大抵チャットだけのやり取りになってしまいます。やり取りをしているとき、相手の意図が分からなかったり、説明をする際に長文になってしまい辛いと感じてしまう場合もあります。
また、完成後に大幅な修正依頼が来て、一度完成させたものを直すという辛さも出てくる場合もあります。クライアントが納品された動画を視聴して、思った動画と違った場合、もちろん修正依頼がきます。
その内容が、動画の構成を見直してほしい、テロップのデザインをすべて見直してほしい、テロップを頑張って入れたけど不要なシーンだからカットしてほしいという等が出てきます。
このように、やりとりが上手くいかない、若干の修正でなく大幅な修正が来て辛いという場合もあります。
中には、理不尽な依頼も来る場合もあります。その時必ず辛いと感じてしまいますよね。
辛いと感じたときの解決法を解説
辛いと感じるときになぜ辛いと感じるのかを解説しました。次は、その辛いと感じたときの乗り越える方法を解説します。
手段①:思い切ってスクール、オンラインサロンに入ってみる
編集のスキルで悩んでいたら、思い切ってスクールやプロの動画編集者が開いているオンラインサロンに入ってみるのが良いです。
なぜなら、スクールやオンラインサロンに入れば、悩んだことをすぐに答えてもらうことが可能です。
場合によっては、仲間が出来たり動画編集案件を流してもらえることもあります。仲間同士で高めあう、協力し合うことも可能です。
このように、困ったときにすぐに頼れる人がいると心強いです。辛いを一人で抱え込むとしんどいので話せる仲間がいると良いです。その手段として、スクールに通う、オンラインサロンに入ることがおすすめです。
中にはSNS上で仲間を作る方もいらっしゃいます。それも立派な手段です。
手段②:動画編集ソフト以外の知識やスキルを勉強する
動画編集は編集ソフトの勉強も良いですが、プラスで別のスキルや知識を身に付けることもおすすめです。
なぜなら、視野が広がり編集の幅が広がるだけでなく、案件獲得にもつなげることが可能です。
例えば下記の内容です。
- 他の方が編集した動画を見る
- デザイン関係の本を読む
- SEOやマーケティング関連の本を読む
- 営業関連の本を読む
- ブラインドタッチを覚える
上記の知識やスキルを身に付けると下記のようなメリットがあります。
- 他の方が編集した動画を見る⇒実践的な技術を学べる
- デザイン関係の本を読む⇒見栄えの良い動画を作れるようになる
- SEOやマーケティング関連の本を読む⇒案件獲得につながりやすくなる
- 営業関連の本を読む⇒案件獲得のための営業が可能になる
- ブラインドタッチを覚える⇒テロップ入れの速度上昇、ショートカットキーの場所を覚え作業の効率化が可能
注意としては、他の方が編集した動画をそのまま真似して使うのではなく、あなた自身でアレンジして使うことが大切です。差別化を図ることが可能です。
被ってしまう技術もありますが、中には技術そのまま使われて気になるという編集者もいらっしゃいます。そのため、技術を見てアレンジをすることが大切です。
編集ソフトでAdobe Premiere Proのみを使用している場合は、プラスでAdobe After Effectsを使えるようにする、Photo shopやIllustratorを覚えることもおすすめです。作業の幅が広がると同時に、1本1本の動画の質を上げることも可能です。
また、動画編集案件は簡単に取れるものではありません。ポートフォリオと呼ばれる制作実績を作り営業をするという事が重要です。案件がなかなか取れないときはポートフォリオを見直して相手のニーズに合わせる、思い切って連絡をしてみるという事が大切です。
簡単に取れるものではないから少しずつやっていこう割り切ることも大切です。
手段③:クライアントにこまめに確認をとる
クライアントと上手くいかない場合は、こまめに確認を取ることがおすすめです。
なぜなら、こまめに確認を取ることで先の修正を減らすことが可能です。
例えば、下記の通りに提出をします。
- 動画のカット編集後に提出
- テロップを入れた後に提出
- BGM・SEを入れた後に提出
- 最終納品
特にカット編集後に、クライアントに確認いただくことはおすすめです。カットしていないけど不要なシーン、カットしたけど必要なシーンを洗い出すことが可能です。
これらのシーンを洗い出すことで、テロップ入れ頑張ったけど実は不要なシーンでした、という状況を避けることが可能です。
クライアントこまめに送ることが申し訳ないと感じる場合は、これは仕事だからと割り切ってしまいましょう。
大幅な修正は時間がもったいないですし、修正を出す側は申し訳ないと思うはず。修正をする編集者もしんどいです。
こまめに確認をとることは、進捗を提出していることになるのでクライアントは「この編集者はちゃんと編集をしている」という安心につながります。また、ちゃんと仕事をするというアピールにもなります。
クライアントも人間ですので、お互い良好な関係を築きたいですよね。
手段④:頑張った自分にご褒美をする
今回の編集作業はテロップやエフェクトが多くて大変、理不尽な依頼が来て対応が大変の場合は、作業完遂後に頑張ったあなた自身にご褒美をするという事も良いです。
なぜなら、仕事にメリハリがつくからです。
例えば、この依頼を乗り越えたら普段食べない美味しいご飯を食べに行く、友人とお出かけをする、編集以外の趣味をするというイメージです。
一度想像してみてください。大変な編集作業を乗り切った後に美味しいご飯を食べたり、友人と出かけることは格別のはずです。
大変な作業の後もそうですが、仕事ばかりでは疲れてしまいます。そのため、仕事とオフの日を作ってメリハリをつけることはやる気の維持につながります。
ただし、長期間仕事から離れると、逆に仕事のやる気が出ないという場合も出てきます。そのため、この日は休みにするというようにこまめに休みを取るという事が大切です。
まとめ:なぜ辛いと感じるのか一度振り返ってみよう
今回は、動画編集を進めていて辛いと感じる理由、解決方法の一例を解説しました。
動画編集をしているとき確かに辛いと感じるときも出てきます。しかし、その辛さを乗り切った後の自分を想像してみてください。
あなたにとって必ずプラスになっていますし、乗り切った後の達成感は大きいものです。
5年後にはそういうこともあったという思い出話にもすることが出来ます。
動画編集は動画を作れば作るほど技術が上がり、編集速度も上昇します。辛いと感じても諦めずに続けてみてください。
解決方法はあくまで一例です。あなた自身に合った解決方法を見つけて、充実した動画編集ライフを送れるようになってください!
本記事のまとめ
- 動画編集が辛いと感じる理由を解説
- 編集スキルが思うように身に付かない、調べても上手くいかない
- 編集が思った以上に時間がかかる
- 動画編集の案件が思うように取れない
- クライアントとのやりとりで上手くいかない
- 辛いと感じたときの解決法を解説
- 思い切ってスクールに通ってみる、オンラインサロンに入ってみる
- 動画編集ソフト以外の知識やスキルを勉強する
- クライアントにこまめに確認をとる
- 頑張った自分にご褒美をする