動画編集で使うモニターのリフレッシュレートは60HzでOK

2022年3月14日動画編集

悩んでいる人

動画編集用のモニターを探しています。どの程度のリフレッシュレートがあれば、動画編集に支障をきたさないのでしょうか?

今回はこのようなお悩みを解決します。

content_paste 本記事の内容

  • そもそもリフレッシュレートとは何か
  • リフレッシュレートとフレームレートの関係性
  • なぜ60Hzで十分なのか

done この記事の筆者

この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。

この記事を見ているあなたは、「動画編集用モニターを探していて、リフレッシュレートについて詳しく知りたい」と考えていると思います。

しかし、モニターによってリフレッシュレートが異なっているため、どのモニターを選べば良いか分からないですよね。

結論だけ申し上げますと、動画編集の場合はリフレッシュレートは60HzあればOKです。

スバル

ゲーム実況や実写動画の編集、ミュージックビデオ制作でも60HzあればOKですよ!

本記事では、リフレッシュレートについてを詳しく解説。また、なぜ60Hzで良いかも解説します。

この記事を読めば、あなたはリフレッシュレートについて理解ができ、あなたに合ったモニターを見つけることが出来ますよ!

そもそもリフレッシュレートとは何か

初めにリフレッシュレートとは何かを詳しく解説します。

リフレッシュレートとは下記のとおりです。

リフレッシュレート(垂直走査周波数)とは、液晶ディスプレイの画面全体が1秒間に何回更新されるかを示す数値で単位はHz(ヘルツ)で表されます。 60Hzであれば1秒間に60回画面が更新されていることを示し、数値が大きいほど映像を滑らかに表示させることができます。

出典:液晶ディスプレイのリフレッシュレートとフレームレートについて | パソコン工房 NEXMAG
(最終閲覧日:2022/03/14)

つまり、下記のような解釈です。

  • 60Hz⇒1秒間に60回画面が書き換わる
  • 120Hz⇒1秒間に120回画面が書き換わる
  • 144Hz⇒1秒間に144回画面が書き換わる

例えば、マウスカーソルを動かしたときにカクカク動くか、ヌルヌル動くかの違いです。

このように、リフレッシュレートの数値が高ければ高いほど、画面が滑らかに動きます。

スバル

FPS系のゲームだとリフレッシュレートが高ければ高いほど、エイムが合わせやすくなり有利ですよ。

リフレッシュレートとフレームレートの関係性

次は、リフレッシュレートとフレームレートの関係性を解説します。

フレームレートとは

動画編集をするときに、「29.97fps」、「30fps」、「60fps」というワードを、あなたは聞いたことがありますよね。

これをフレームレートと言い、フレームレートは下記の意味を持ちます。

フレームレート(fps)とは、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示すの単位のこと。fpsは「frames per second」の略です。

出典:フレームレート(fps)とは?動画別のおすすめ設定を解説|ビジネストレンド|キヤノン
(最終閲覧日:2022/03/14)

つまり、下記のように解釈が出来ます。

  • 29.97fps⇒1秒間に29.97枚の画像が流れる
  • 30fps⇒1秒間に30枚の画像が流れる
  • 60fps⇒1秒間に60枚の画像が流れる

このように、動画で1秒間に流れる画像の枚数のことをフレームレートと言います。

リフレッシュレートとフレームレートの関係性

リフレッシュレートとフレームレートの意味を踏まえた上で、リフレッシュレートとフレームレートの関係性を解説します。

リフレッシュレートとフレームレートの関係性について下記のとおりです。

  • 120Hzのモニターで60fpsの映像を見る⇒60Hzのモニターと同じ映像
  • 60fpsの映像を144Hzのモニターで見る⇒60Hzのモニターと同じ映像

このように、モニターのリフレッシュレートとフレームレートによって映像の滑らかさが変わってきます。

なぜ60Hzで十分なのか

リフレッシュレートとフレームレートの関係性を踏まえた上で、なぜ60Hzで十分なのかを解説します。

ゲーム実況や実写動画は30fps~60fps、ミュージックビデオでは30fpsが主流となっています。

また、YouTubeやニコニコ動画、SNSで動画投稿をするとき、現段階で最大60fpsの動画が投稿可能です。

スバル

逆に、動画を120fpsで制作したとしても、30fpsか60fpsに変換されて投稿されます。

インターネット上で60fpsまでの動画が投稿可能のため、リフレッシュレートが60Hzのモニターがあれば良いということです。

まとめ:動画編集用モニターのリフレッシュレートは60HzでOK

今回は、動画編集用モニターのリフレッシュレートについて解説しました。

冒頭にも記載したように、60Hzのモニターを利用すれば、あなたは支障をきたさずに動画編集をすることができます。

モニターに関する知識を増やして、あなたに合った動画編集モニターを見つけてください!

done 今回の記事のまとめ

  • リフレッシュレートとは
    • 液晶ディスプレイの画面全体が1秒間に何回更新されるかを示す数値
    • 60Hz⇒1秒間に60回画面が書き変わる
    • 120Hz⇒1秒間に120回画面が書き換わる
  • リフレッシュレートとフレームレートの関係性
    • 120Hzのモニターで60fpsの映像を見る⇒60Hzのモニターと同じ映像
    • 60fpsの映像を144Hzのモニターで見る⇒60Hzのモニターと同じ映像
  • なぜ60Hzで十分なのか
    • ゲーム実況や実写動画は30fps~60fps、ミュージックビデオでは30fpsが主流のため

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Posted by スバル