【初心者におすすめ】動画編集の練習方法を解説
動画編集を始めて編集ソフトのインストールまで終わりました。
しかし、どのように動画編集の練習をすれば分かりません。私にぴったりの練習方法を教えてください。
今回はこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 独学かスクールか
- 編集ソフトの種類
- 練習時に必要な素材、あると便利な素材
- 練習時の練習方法
この記事の筆者
この記事を書いている私は、動画編集歴10年以上です。
Adobeの動画編集ソフトを利用して制作依頼をこなし、100本以上の動画を納品しました。
また、動画編集の講師も勤めており、3年以上続けています。
この記事を読んでいるあなたは、動画編集を始めてたてで編集の練習をしたいと考えて記事を読んでいます。
しかし、どのように練習をすればよいのか、練習時に何が必要なのか分からないですよね。
私もどのように動画編集の練習をすればよいか分からなくて、苦労した経験があります。
そこで本記事では、動画編集の練習方法を紹介します。また、練習時に必要な素材も紹介します。
この記事を読んで練習をすれば、あなたは必ず動画編集ができるようになりますよ!
独学かスクールか
動画編集の練習をする前に、練習する方法を紹介します。独学で練習するのか、スクールで学ぶのか、独学で少し練習した後スクールに通うかを考えてみてください。
なぜなら、練習方法によって未来のあなたの可能性、編集スキルが身につく速度、練習時に金銭が必要になるかどうか変わってくるからです。
独学とスクールのメリット・デメリットを記載します。
独学とスクールのメリット・デメリット
練習方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
独学 | ・お金がほとんどかからない ・自分で調べる、考える癖がつく | ・スキル習得に時間がかかる ・不明な点が出てきた場合、自分で調べる必要が出てくる ・一方的な解説のため、コミュニケーションが取れない |
スクール | ・プロの動画クリエイターのスキルを習得可能 ・不明な点が出てきてもすぐに聞ける ・副業にする場合、卒業後の支援がある | ・お金がかかる ・他の受講生と似たような作品になる場合がある |
独学のメリットは自分で調べる、考える癖がつくという点です。例えば、ボールが弾むような演出はどのように作るのか分からない場合、自分で調べたり考えたりします。
自分で調べる、考える習慣は、動画編集だけでなく普段のあなたの仕事でも大切なことですよね。
動画編集を習得するのに時間はかかってしまいますが、あなたの人生で大切な習慣をつけることが出来るという点が独学のメリットです。
逆にスクールのメリットは、プロの動画クリエイターのスキルを学ぶことが可能なため、レベルの高い動画を誰よりも早く制作できるようになるメリットがあります。
そのため、独学よりも早くスキルの習得が可能です。副業にする場合は、独学よりもスクールに通う方が有利です。
動画編集ソフトの種類
既に動画編集ソフトのインストールを済ませている方もいると思いますが、編集ソフトを選ぶポイントを解説します。
動画編集のソフトを選ぶときは大抵スマホ用、PCの無料のソフト、PCの有料ソフトの中から選びます。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
スマホ | ・スマホを持っていけばどこでも編集が可能 ・手軽で簡単な動画が作れる ・スマホ内のデータを簡単に取り扱える ・PCが無くても動画を作れる | ・細かく凝った編集が難しい ・1フレームずつの操作が不便 |
PC | ・細かく凝った編集が可能 ・エフェクトが豊富 ・編集画面が大きくタイムラインが見やすい | ・有料ソフトの場合はお金がかかる ・機能が多く覚えるのに時間がかかる |
スマホで編集する場合は、簡単なスライドショーの制作、スマートフォン向けの動画投稿サイトに投稿する動画を編集するときにおすすめです。
PCで編集する場合は、動画編集を仕事にしたい人、クオリティの高い動画を作りたい人におすすめです。
あなたの目的に応じて動画編集ソフトを選んでください。
こちらの記事で、PCの動画編集ソフトを紹介しています。あなたに合った動画編集ソフトが必ず見つかりますよ。
パソコンで使えるおすすめ動画編集ソフト【無料/有料】
練習時に必要な素材
動画編集の練習をするときは、練習に必要な素材、あると便利な素材を集めます。
必要な素材は下記のとおりです。
動画編集の練習時に必要な素材
- 映像や写真素材
- BGM
- SE(効果音)
映像のカット編集、写真をつなぎ合わせて1本の動画にするために映像や写真の素材を準備をしておきます。
BGMで動画の雰囲気を決め、SE(効果音)を入れて動画にアクセントをつけます。
次はあると便利な素材を紹介します
練習時にあると便利な素材
- イラスト
- フォント(PCの動画編集ソフトのみ)
イラスト素材で視聴者に柔らかい雰囲気で具体的にイメージを伝えることが可能です。
また、ゲーム実況や実写動画の編集をする場合は様々なフォントを使うことで、視聴者に様々な印象を与えることが可能です。
動画編集の流れ
次は動画編集の流れを解説します。このような流れで練習することがおすすめです。
動画編集の流れ
- 動画のカットをする→不要な部分を削除する
- テロップ・補足メモ・画像やイラスト・図形を挿入→動画を見やすくする、更に盛り上げる
- BGMを入れる→動画の雰囲気を決める
- SE(効果音)を入れる→ワンポイントやアクセントをつけ目立たせる
- 動画の書き出し(エンコード)→動画を一つにまとめ、投稿、視聴できる形式にする
このような流れで練習をすると、30分や1時間以上の録画データを編集するときに応用が可能です。
動画編集の練習方法
それでは、動画編集の練習方法を解説します。
動画編集を始めて間もないとき
まずは、あなたが使う動画編集ソフトのチュートリアル動画を1本視聴して真似をします。「動画編集の流れ」で紹介した、動画の読み込みから、カット、動画の書き出しまで一通り手順を紹介している動画です。
チュートリアルを視聴するときは、下記のことを意識することがおすすめです。
チュートリアル視聴時のポイント
- とにかくチュートリアル動画を真似する
- どこにどのような機能があるか覚える
- チュートリアル動画の説明が速い場合は止めながら視聴する
チュートリアル動画の真似をしたら、一度自分で素材を集め動画編集をしてみます。凝った編集は必要なく、まずは動画編集ソフトを触って慣れることが重要です。
旅行先で録画した動画、犬や猫などを録画した動画など、あなたの好きな動画を組み合わせてください。
テロップもたくさん入れる必要はなく、まずは一つ入れてください。そのテロップに合わせて、SEを入れます。
最後にBGMを入れて動画の完成です。
動画編集に少し慣れてきたとき
ここから独学で学ぶ、スクールに入って学ぶかを決定します。
少し編集ソフトを触って感覚をつかんでからスクールを受講したほうが、より講座内容を理解できます。
こちらの記事で、おすすめの動画編集スクールを解説しています。プロの動画クリエイターのスキルを学ぶことができ、あなたの可能性がさらに広がりますよ。
動画編集でおすすめのオンラインスクール2選
独学で学ぶ場合は、1分程度の動画を制作します。始めたときよりも、長めの動画を活用し、テロップやSEの数も多くして、長い動画の編集に慣れていきます。
解説動画でも、あなた自身でゲーム実況や実写動画を録画してもいいですし、あなたや友人のペットの紹介動画でも何でも構いません。あなたの好きな動画のジャンルで編集を練習してください。
編集ソフトを触り続け、長い動画の編集に慣れることが大事です。
動画編集に慣れたと感じたとき
スクールに通っている場合は、継続で受講と同時に、時間に余裕がある場合は自主制作をすることがおすすめです。アウトプットをすることでスキルに磨きをかけたり、知識を更に深めることが可能です。
時間に余裕がある方は、YouTubeでチュートリアル動画を見ても良いです。スクールとは違う感覚で学ぶことが出来ますよ。
独学の場合は、10秒~1分程度の自己紹介動画にチャレンジしてみてください。字幕を入れるだけでなく、エフェクトの理解やトランジションというシーンチェンジをする機能の理解を深めることが可能です。
まとめ:あなたに合った方法で動画編集を練習し、スキルを高めよう
今回は、動画編集の練習方法を解説しました。
一気に学ぶのではなく、毎日少しでも動画編集ソフトを触って編集ソフトの操作、動画編集そのものに慣れていくことが大切です。
また、あなたの好きな動画で編集を進めることも大切です。ゲーム実況でも、実写動画でも、ペットの紹介動画でも何でも良いので好きなジャンルで編集の練習をすることでモチベーションの維持につながります。
あなたの好きな方法で動画編集の練習をして、あなたの好きな動画を作れるようになってください!
本記事のまとめ
- 編集の練習で必要な素材
- 映像や写真素材
- BGM
- SE(効果音)
- あると便利な素材
- イラスト
- フォント(PCの動画編集ソフトのみ)
- 動画編集の練習の手順
- 動画編集を始めて間もないとき
- 使用する動画編集ソフトのチュートリアル動画を1本視聴する
- 編集に少し慣れてきたとき
- 独学で学ぶ、スクールに入って学ぶかを決定
- 1分程度の動画を制作
- 編集に慣れたと感じたとき
- 自己紹介動画を1本制作
- 動画編集を始めて間もないとき